浮気性は生い立ちが原因？治らない？家庭環境との関係・浮気男になる理由・対処法・一途な男との違いを解説

彼氏の浮気が直らないなら、生い立ちに原因があるのかもしれません。

ただ、ほとんどのケースでは複数の原因が絡み合っているので、いろいろな方向から考えてみましょう。

今回は、浮気性になる原因を生い立ちとそれ以外に分けて説明し、それぞれへの対処法を徹底解説します。

一時な男性との心理的な違いも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

浮気性の男性になりやすい生い立ち

【基礎知識】息子と母親の関係が大事（回避依存症）

まず「生い立ち」というと色々な要因がありますが、浮気と関係が深いといわれてるのは母親との関係です。

子供が生まれて一番初めに信頼できる相手が母親で、特に男児にとっては初めて知る異性でもあります。

子供はみな母親から十分な愛が与えられて初めて「私はこれでいいんだ」と自分を受け入れられます。

それが自信になって自分を支え、徐々に心が成長する流れです。

心の成長は段階があって、A→B→Cと徐々にステップアップしていくので、BというステージをクリアしないとAのままで成長はストップ。

Aのままでストップすると、体は年月とともに大きくなっても、心は子供のままの大人が誕生します。

見た目は大人でも心が子供だったら、いつも母親からの大きな愛を求めるでしょう。

つまり、生い立ちに問題があって愛情不足のまま大人になると、パートナーからの愛だけでは足りないと感じて、何人もの女性と関係を持つのです。

その一部は回避依存症（親密な関係になることを避ける）で、「親密な関係になった後に捨てられるのが怖い」と思うのが特徴です。

そのせいで複数の人と関係を持ち、自分を認めてくれる人を絶やさない工夫をします。

くわえて回避依存症の人は人に好かれたい思いが強いので、愛想がよく女ウケするコツを熟知してます。

これも浮気が直らないことに関係してるでしょう。

母親との関係は彼の人格を決めるキーポイントになるので、具体的にどんな家庭だと問題を抱えやすいのか説明しますね。

①貧困家庭で愛を与える余裕がない

1つ目の例は、貧困が原因で愛を与える余裕がない家庭です。

経済的な余裕がなければ、両親は睡眠時間を削って働くでしょう。

当然、育児にかける手間や時間はなく、子供は放置された状態で育ちます。

貧困でも親が要所要所でしっかりと愛を与えていれば、なにも問題なく健やかに成長できますが、お金の余裕がないと十分な愛を与えるのは難しいのが実情です。

彼の実家が貧しくて、経済的な苦労をした経験があるなら、それが浮気性になった原因かもしれません。

母親が不在でもおばあちゃんが家にいるなど、誰か1人でも信頼できる大人がいれば愛情不足にはなりにくいので、彼の小さな頃の環境を聞いてみましょう。

せめて兄弟姉妹がいて、お兄ちゃんやお姉ちゃんからの愛がもらえていれば良いのですが、自分が兄で誰からも愛をもらえない、孤独な環境で愛とは縁遠い毎日だった、そんなケースだと愛情不足だった可能性が高いです。

②裕福だが親子で過ごす時間が短い

2つ目の例は、経済的には恵まれていても、親子の時間が少ないケースです。

よくあるのは、親が著名人や経営者で家庭にいる時間が少ない家族。

泊りがけで仕事をしていたり、出張などで遠方にいる時間が長ければ、親子の接点はほとんどありません。

シッターさんなどお世話をする大人はいても、親の愛とは別モノです。

他の家庭では親子で食事をするのが当たり前でも、こういった家庭だと特別な日しか一緒に食事ができません。

くわえて、お金があるがゆえに親がなんでも金銭で解決しようとするのも問題です。

高いプレゼントをもらったら子供は喜びますが、本当に欲しいのは親の愛です。

そこにお母さんが気づけないと、ずっと愛の代わりにお金を与えてしまいます。

他には、裕福でも夫婦仲が悪かったりして家庭内の雰囲気がぎすぎすしているケースもあります。

夫婦仲が悪いと純粋な愛を子供に与えるのが難しくなるでしょう。

ひどいと親から配偶者の愚痴を聞かされてばかりになって、愛をもらうどころか憎しみを与えられてしまいます。

そんな「お金はあるけど愛はない家庭」で育った場合もあるので、彼も外からは幸せそうに見えても実は違うのかもしれません。

③愛よりも勉強！厳しい教育方針だった

裕福な家庭に多いもう1つのパターンが、厳しい教育方針で愛が少なかったこと。

親が医者で息子も絶対に医者にしたいと思ったら、小さな頃から勉強第一！遊んだり親子の触れ合いよりも学業を優先させるでしょう。

いつも「勉強しなさい！」ばかりだと子供は愛のカケラも感じられません。

これも表からは幸せそうに見えるし、高学歴のエリートになって成功してると思われてるパターンです。

一見するとすごく立派な肩書きなのに、浮気性の男性はこういった潜在性の原因が隠れてることがほとんど。

仕事ができるし社会的地位も高いので、なぜ？と女性が不思議だと感じるケースです。

また、厳しい教育方針は学業だけでなく、生活面でも同様です。

絶対に寝坊してはいけない、少しも好き嫌いが許されない、など厳しいルールが課されてる家庭だと子供は親の愛を感じにくいです。

なぜなら、ルールを守らないとひどく叱られるので、自分は無条件に愛されてないと思うからです。

「いい子にしてないと愛されない」と感じたら、ずっと心は満たされないまま。

その状態で大人になると、愛を求めてさまよう男性になりがちです。

無条件に愛される経験がないと心に問題を抱えた大人になりやすいので、彼もそうなのかもしれません。

④過干渉で子供が何をしても許す

実は愛情はただ注げばいいわけではなく、適量をちょうどいいタイミングで与えることが大切です。

そのため、愛の与えすぎが原因で心が子供なままの大人ができあがることもあります。

たとえば、母親が息子を溺愛した場合。

何をしても「いいよ！いいよ！」と否定せず、すべてが自分の思い通りになったら快適ではあるものの、どこかで愛を疑います。

ヒトは悪いことをして信頼している人から真剣に怒られる体験を通じて「これが本物の愛なんだ」と実感するもの。

チヤホヤされてばかりだと「本当に愛されてるのか？」という疑問が消えないのです。

多くの人は、反抗期を迎えた頃に親に反発したくなります。

その時期に親と真っ向からぶつかることで、「私は大事にされてるんだ」と気づき大人への階段を昇るので、ぶつかる体験がないままだと未成熟な大人にしかなれません。

くわえて、自分以外の人を大切にすべきだという道徳観も身に付かないので、彼女やパートナーへの扱いが非常に悪いです。

心が子供＋相手を大切にできない、この2つの条件がそろうと浮気性になる確率がさらに高くなるでしょう。

彼が人間性を疑いたくなるような行動をする場合は、このケースかもしれません。

⑤父親が浮気しているところを見て育った

次は愛情不足とは少し違うのですが、環境が価値観に大きな影響を与えたパターンです。

父親が奥さん以外と関係を持っていると、息子も同じことをする可能性が高くなります。

もちろん反面教師にして、一途な男性に成長するケースもあるのですが、父親が奥さん一筋の家庭に比べたら危険度が高くなるでしょう。

これは個人の生まれ持った価値観とは別で、浮気へのハードルの高さに影響を及ぼすこと。

恋人がいるのに他の異性と関係もつなんて考えたこともない状態だと、彼女とケンカしても他の女性に声をかけるという選択肢すら思い浮かびません。

でも恋人以外の場所に逃げ場があると知っていたら、つい女友達に連絡したり、街中で女の子に声をかけてしまいます。

それがきっかけで浮気に発展することもあるでしょう。

このように「当然」と感じるレベルは小さな頃の体験や環境に大きな影響を受けます。

ましてや父親が他の女性と関係を持つことが黙認されていたら、「女性は男のよそ見を許すもの」という認識が植え付けられます。

それでさらにハードルが下がったら、浮気を止めるのはかなり難しいです。

彼も似た体験をしてないか確認しましょう。

⑥性行為について正しい知識がない

次は性教育が不十分だったケースです。

性に関しては男女で大きな違いがある部分。

教えてもらわないと男性は女性の気持ちが分かりません。

男性のほうが性行為を軽く捉える傾向があるので、「体だけの浮気は罪ではない」と考える人が結構います。

女性は体だけと言われても、すんなり納得できる人は多くはないですよね。

彼がそれを知らないまま大人になった場合、悪いことをしてる意識がない、または薄いせいで何度も同じことを繰り返してるのかもしれません。

元々男性は人の気持ちを理解するのが苦手なので、教えてもらっても誤解してるほど。

家庭できちんと教育されてなかったら、恋人がどれだけ苦しんでいるか理解してない可能性が高いです。

教育が関係しているケースもあることを覚えておきましょう。

また、生い立ち以外の理由で浮気が直らない男性もいます。

次は生い立ち以外の原因について説明します。

生い立ち以外の浮気性になる理由

男性ホルモン（テストステロン）の分泌が多い

1つ目は、男性ホルモンが一般的な値よりも多いこと。

生い立ちになに1つ問題がなくても、男性ホルモン量が多く性欲が人並み以上にあるとリスクが高くなります。

男性ホルモンの特徴は衝動的に行動してしまうことです。

ムラムラすると理性が消えて、性欲を満たすことしか考えられなくなるので抑止力が働きません。

誰も止めなければ、欲望のままに関係をもち後で後悔します。

身体的な原因なので止めるのが難しいケースで、病的なほどに分泌量が多い場合は専門家の力を借りないといけません。

そこまでではなくても、平均よりも分泌量が多いと、日常の中でエッチなことを考えてる時間が長くなり、すっきりさせないと仕事に集中できない等の問題を抱えることもあるでしょう。

性欲の度合いは非常に個人差が大きく、同じ人でも時期によって大きく変化します。

最も多いのは、10～20代で性ホルモンの分泌が盛んな時期に、衝動的に行動するケースです。

年齢と共に落ち着いてこればまだ良いのですが、30代40代になっても一向に衰えない人もいます。

他には、ストレスがたまった時は性欲が爆発的に高くなるなど、何かのきっかけで状態が変化するのもよくあること。

いろいろな要因が絡み合ってきますが、彼が異常なほどにセックスに固執してるなら男性ホルモンの分泌量が関係してるのかもしれません。

寂しがりや

次は身体ではなく心に問題があるケースです。

ひどい寂しがりやだと、パートナーと離れている時の寂しさに耐えられずに他の女性を探し求めます。

遠距離や仕事が忙しいといった理由でデート回数が少ないと、寂しがりやの人はすぐに他の女性を求めるのが問題です。

よくあるのは、自分自身で寂しさを埋める努力をまったくしない男性。

趣味に打ち込んだり、スキルアップに時間を使えば寂しさが多少は緩和されますよね。

だけど、そういった工夫はせずに、女に手を出すという方法で問題を解決します。

危険なのは、強い快楽を得る方法を知ると、他の方法では満足できないことです。

女性を抱くことに比べたら趣味の楽しみは平凡だと感じるでしょう。

その体験を一度でもすると、もう女性を抱く方法しか選択肢がなくなります。

寂しがりやなのが問題なのではなく、それを自分で対処しないのが問題なので、彼はどっちなのか見極めてくださいね。

自分に甘い

何度も裏切り行為をする人は、自分に甘い傾向があります。

自分に厳しければ、ルール違反をする前に行動をストップさせますが、甘いとなあなあになってなんでもOKを出します。

しかもルール違反をした後も「しょうがないよね」となんだかんだ言い訳するので、まったく反省しません。

浮気は誘惑との戦いなので、自分に甘いほどハイリスクです。

自分に甘い人は他の部分でも、他人の都合より自分を優先させます。

待ち合わせに何度も遅れる、すぐに約束を破るなどの兆候があったら危険サイン。

彼も他人よりも自分の都合優先な男かもしれません。

もし彼が「自分に甘く他人には厳しいタイプ」だと最悪です。

人の行動にはケチをつけるのに、自分にだけは甘く一緒にいると様々な弊害を被るでしょう。

彼の人格に問題があると思った場合は、諦めて別の人を探す道も検討してくださいね。

承認欲求が強い

男性は女子よりも承認欲求が強いもの。

実力を周囲に認めてほしい思いが強いので、モテることを実感するために他の女性に手を出す危険が高くなります。

承認欲求の強さが原因の場合は、複数の浮気相手と関係を持つことが多いのが問題です。

1人だけに認められて満足できればいいのですが、「もっと！もっと！」となるのが承認欲求です。

段々と物足りなくなって2人3人と人数が増えたら、何股もかけられることに…。

また、承認欲求は仕事など他のモノでも満たせるのに、女を選ぶところも問題だと言えるでしょう。

この手のタイプの男性は、仕事は適当で女性にモテることばかり考えてます。

一生そのままだったら、ずっと彼の相手をするのは相当大変です。

彼がモテることに全精力を注いでいる場合は注意しましょう。

このタイプだったら、別の男性との交際を視野にいれたほうが良いかもしれません。

モテない男だった過去がある

承認欲求と関係している条件として、モテない男だった過去も男性の行動に影響を及ぼします。

男なら誰しもが「モテモテの俺」でいたいもの。

だけど、その希望が満たされないと、モテに執着します。

若い頃にモテずに悩み、20代後半や30代以降にモテ始めた場合、やっと求めていたものが手に入った快感で、絶対に手放したくないと感じます。

その結果、彼女1人だけでは満足できず、他の女性に手を出し続けるでしょう。

多いのは、学生時代にがり勉で彼女がいなかった男性です。

良い大学に入り、一流企業に入社すると、自然とモテ度が上がります。

外見やトークスキルを磨いたら、ハイスぺモテ男の完成。

そこからは、過去の苦い思いを払拭するかのように女遊びが激しくなります。

どこかで「女の子はもういいや」と思えれば浮気性が直りますが、そのきっかけがなかったら一生変わりません。

ハイスぺ男子など条件が良い彼氏だと、浮気されても手放すのが惜しいものですが、幸せになれないと分かったら新しい恋に進んだほうが良いでしょう。

メンヘラ男子

本気レベルの浮気を繰り返すのはメンヘラ男子です。

常にだれかと繋がってないと不安なので、彼女がいてもいなくてもたくさんの女性に声をかけます。

メンヘラの度合いにもよりますが、べったりとした付き合いを彼が望んでいるなら、四六時中一緒にいる共依存の関係にならないと彼を満たせません。

仕事や他の用事もあると思うので、物理的に不可能ですよね。

しばらく会えない時期があると、ネガティブになって手がつけられない、自傷行為がある、目を離すと何をするか心配でたまらない、などメンヘラ傾向が強い場合は、彼自身が自己改革をしないと浮気性を直すのは難しいでしょう。

しかし、メンヘラは年齢と共に改善することがよくあります。

彼の年齢が非常に若いなら、もう少し様子をみてもOK。

20代後半以降の年齢で何ヶ月も経つのに全く状況が良くならない場合は、次の恋も検討しましょう。

刺激やスリルを求めている

浮気性の男性でよくあるのは、刺激を求めて他の女性に手を出すケース。

バレたら困る…という刺激が快感の元になるのです。

これは安心できる関係の真逆で、要は本命彼女では興奮できないということ。

スリルを求めての浮気の場合は、改善させるのが非常に難しいです。

しかもセックスレスになる確率が高いので、お付き合いすると苦労するでしょう。

もう1つは、特殊な性癖があって本命彼女ではトライできない場合です。

本命とはノーマルなプレイ、セフレとは性癖を満たすプレイ、と常に2人以上の相手が必要になります。

そのため、誰と付き合ってもセフレをつくるし、それが恋愛スタイルだとも言えます。

このタイプの人は愛のあるSEXと、性癖を満足させるSEXは別だと考えているので、浮気が直る可能性が非常に低いです。

結婚してからもセフレをつくるタイプなので、自分だけを愛してほしかったら別の人を探したほうが良いでしょう。

浮気性と一途な男性の心理的な違い

ストレスの量と解消方法

ここからは一途な男性との心理的な違いを説明します。

パートナー以外を抱く男性は強いストレスにさらされていることが多いです。

苦しくなった時に思い浮かぶのは女性に癒してもらうこと。

普通なら恋人やパートナーに甘えますが、様々な理由があってできない時は他の女性が候補になります。

たとえばセックスレスだったら、甘えたところで性行為ができないので、他の女性で・・・となるでしょう。

しかし、女性以外の方法でもストレス解消はできます。

運動やゲームなど、他の方法で望みが満たされたら、リスクのある方法は使わないで済みますよね。

問題は性行為以外の方法がない男性です。

運動してみたけどスッキリしない…などの問題を抱えると、危険だと分かっていても浮気行動を止められません。

その結果、裏切り行為を何度も繰り返します。

一途な人は、ストレスがあまりないか、他の解消法を持っているので危険な行動をしないのが特徴です。

彼がストレスフルな毎日を送っているなら、それも原因の1つでしょう。

性行為の捉え方

2つ目の違いは性行為の捉え方です。

一途な人は女性と同じで「愛情表現の1つ」と考えているので、本気で好きになった相手としか結ばれません。

しかし、浮気性だと「スポーツの1つ」程度の考えの人もいて、相手は誰でも良くてムラムラを発散するための真っ当な手段だと思っていることも…。

同じことをするにしても、捉え方は人それぞれ。

彼もスポーツの一種や欲求を解消するためのものだと考えていたら、浮気のハードルは恐ろしいほど低くなります。

決め手になるのは愛との距離感です。

愛と近い位置付けであるほど、誘惑があっても行動を抑えることができますが、愛との関係が薄くなるほど行動を止められなくなります。

彼が性行為をどう捉えているか考えてみましょう。

罪悪感の有無

基本的に浮気をすると、とてつもない罪悪感をもつもの。

ほとんどの人がルール違反をしたという自覚があるので、自らの行いを激しく悔やみます。

しかし、中には他の異性と関係を持ってもなんとも思わない男性もいて、浮気常習犯になりがちです。

彼もそうだったら、今後も同じことを繰り返すでしょう。

一途な人は他の異性と関係を持つと考えただけで後悔するほど。

後悔すると分かっているからこそ、どんな誘惑があっても拒否することができるのです。

罪悪感は非常に大きな要素です。

少しも悪びれない様子があったら、彼はそもそも悪いと思っていないのかもしれません。

その状態だと今後も繰り返す可能性が高いです。

後で紹介する対処法を参考にして、今後どうするか決めてくださいね。

「男らしさ」の定義

意外な違いは「男らしさ」の定義です。

一途な人は「1人の女性を愛しぬくこと」が男らしいと感じますが、浮気性の人は「それはダサい」と考えます。

彼らにとっては、何人もの女と関係を持つことが「カッコいいこと」で、1人しか相手をしないのはカッコ悪いことです。

その大元の価値観があったら、彼は理想の自分に近づくために行動してるだけ。

そもそもの目標が「複数の女性と関係を持つ」だと改善するのが非常に難しいです。

一途な人と考えが対立する具合によって危険度の大きさが変わります。

たとえば「1人を愛しぬきたいけど誘惑があったら仕方ない」と考えていたら、まだマシです。

誘惑さえなくせば、あなたの苦しみがずいぶん軽くなるでしょう。

だけど、「1人を愛しぬくなんてみっともない」と思っていたら、どんな対策をしても浮気を止められません。

ただし、まだ救いはあります。

男性は若い頃ほど「やんちゃなのがカッコいい」と考えますが、成長すると「チャラいのはカッコ悪い」へと変化することがあるからです。

彼も今後変わる可能性があるので、かけてみるのもひとつの手です。

とはいえ、確実ではないので博打に近いもの。

長期間待ち続けると後悔するので、1年だけ、など期間を決めて彼の変化を待つのがおすすめです。

現実への満足度

ストレスと近い項目ですが、現実への満足度も男性の行動に大きな影響を与えます。

日常で十分に満たされていたら、パートナー以外に手を出そうとは思わないからです。

これは、性的な面とそれ以外との2つで満たされていることが条件です。

一途な人は精神的にも肉体的にも満たされているのが特徴。

他に、手に入れたいものがないので、パートナー以外を必要としません。

浮気性は精神的、肉体的のどちらか、または両方で不足感を持っていて、穴を埋めるためにパートナー以外と関係を持ちます。

精神的な部分の場合は、パートナーと心がつながっておらず「もっと癒されたい」と思ったり「もっと俺に自信をつけてくれる相手と関わりたい」という欲求があります。

肉体的な部分の場合は、性癖が合わないパートナーとのセックスで、「これでは満足できない」と感じるのが浮気の原因。

両方ともで不満を持っていたら、危険度がさらに高くなるでしょう。

本来なら、「満足できてないから他に・・」ではなく、話し合いで解決するか、ガマンできない時は別れるべきです。

その判断を誤った場合に、パートナー以外と関係を持つことを何度も繰り返します。

バレた後の予想

一途な男性と浮気性はバレた後の予想も正反対です。

一途な人は、もし裏切り行為がバレたら大変なことになるという危機感があるので、誘惑があっても行動をセーブできます。

対して、浮気癖が直らない人は、バレてもなんとかなるだろうと楽観的に捉えているのが違いです。

よくあるのは、「謝れば元通りになれる」という考え。

未来に少しも恐怖感がなく、希望通りになると思っているのです。

それが何度も繰り返す原因になるので、彼の予想を裏切る対応が必要です。

「次にしたら別れる」とハッキリ言う、実際にそうなったら有言実行する、など強い意志をもって行動しないと彼を変えるのは難しいでしょう。

生い立ちが原因の浮気性への対処法

できるだけ一緒にいる時間をつくる

ここからは生い立ちが原因の場合と、生い立ち以外の原因の場合とで分けて対処法を説明します。

まずは生い立ちが原因の場合です。

基本的に親の愛情が足りてないのが一番の原因なので、親の代わりに深い愛を与えるのが対処法になります。

たとえば、彼が不安にならないようできるだけ一緒にいれば、「俺の居場所はココにある」と感じて不貞行為が減るかもしれません。

難しいのは、確実に効果があるかは分からないこと。

幼少期の出来事なので、大人になってからでは改善するのが難しい問題です。

でも、安心できる環境が整えば、一気に彼の心が成長して誠実な男性に変身する可能性もあるので、挑戦してみましょう。

彼の不安が強ければ、同棲して生活を共にするのも有効です。

あたたかい家族に飢えていた場合は、同棲をして安心できれば心に良い影響を与えるはずです。

愛情不足で育った人は中身がまだ子供。

自立できてないので、多少の手助けが必要です。

恋人としてだけではなく、親の役割も補うつもりで接するとうまくいきやすいでしょう。

ありのままの彼を受け入れる

親の愛に近づけるコツは、ありのままの彼を受け入れることです。

否定したり批判せずに「○○君はそうなんだね」とまるごと受け入れることで、彼の心が成長します。

たとえ間違ったことを言っていても、否定するのではなく、いったん受け入れてから「本当は××みたいだよ」と優しく教えてあげましょう。

あとは、弱音を吐いた時に彼をバカにしないこと！

男性は弱い自分をさらけ出すことに恐怖を感じています。

それは受け入れてもらえずに「みっともない」と思われるのが怖いからです。

この体験をさせると2度と心を開いてもらえないので、微妙だと思う行動があっても否定せずに！

まずは彼の言い分を聞いて、「そうなんだね」と受け止めるのが正しい対処法です。

これを繰り返しているうちに彼の精神状態が安定してきたら、しっかり効果が出ている証拠なのでもう少し続けましょう。

尊敬・信頼してることをアピールする

彼に安心した様子がみられたら、次は男としての自信をつけるステップ。

ただ受け入れるだけでなく、信頼してることをアピールしましょう。

たとえば、彼に相談を持ち掛けて、アドバイスをもらったら「すごく助かったよ！さすが〇〇くん♪すごいね！」こんな言葉を返せばOK。

頼ったり、相談して、彼の力を借りて、それが役に立っていることが伝われば、彼がどんどん自信をつけていきます。

「彼を否定しない＋信頼する」の2本柱で取り組めば、最も効果が出やすいので頑張ってみてくださいね。

彼を放置してなかったか振り返る

他には過去の振り返りも必要です。

彼を放置しすぎていたら、それが浮気性を悪化させた原因かもしれません。

その場合は、できるだけ一緒にいることで、一気に改善する可能性があります。

仕事が忙しいとつい恋愛が後回しになるなど、自分の傾向を知っておくと、今後の失敗予防対策を立てる時に役立つでしょう。

他にも、彼を否定する発言をしてなかったかなど、いろいろな方向から自分の行動を振り返ってくださいね。

自分を責めない！魅力のない女だと思わない

浮気されるとすごくショックを受けますよね。

その後に来るのは、「私が悪かったのかな」「私には魅力がないのかな」という感情です。

そう思うのが自然なことですが、自分を責めないことも大切です。

なぜなら、彼をサポートする立場なのに自分を責めるのは逆効果だからです。

自己嫌悪に陥ったらイライラして彼に優しくする余裕がなくなります。

それに暗くなったところで彼の浮気性が直るわけではないので、過去の件について深く考えるのはやめましょう。

それよりも今後の未来についてのことにエネルギーを使うべきです。

彼が一途な男性になることだけを考えて、ネガティブな感情は手放すことをオススメします。

冷静に浮気のデメリットを説明する

彼が安心と自信をつけてきたら、他の女性と関係を持つデメリットを冷静に伝えましょう。

「他の女性を抱くと私がすごく悲しい」

「別れにつながる可能性が高い」

など、彼が「しないほうが良いんだな…」と納得できるよう、根気強く伝えましょう。

すぐには理解されないと思いますが、繰り返し伝えるうちにすこしずつ理解してくれるはずです。

彼の心はまだ子供。

成熟してないので、理解までに時間がかかるのが普通です。

うまくいかなくてもすぐに諦めずに、何度か挑戦してみましょう。

専門家の力を借りる

浮気性の原因が深刻な場合は、素人では対処不可能です。

頑張ってみたけど無理だと思ったら早めに専門家の力を借りることをオススメします。

1人だと諦めたくなると思いますが、誰かのサポートがあったら、苦しい時期をのりこえられます。

「浮気性　相談」などで検索すれば、専門家が見つかるので試してみてくださいね。

カウンセリングを受ければ、あなたのストレスが軽くなるでしょう。

生い立ち以外の理由で浮気性になった彼氏との今後

自分で変わろうと思わないと人は変わらない

ここからは生い立ち以外の理由で浮気性になった場合の今後について考えてみます。

いろいろな理由がありますが、どんな理由だとしても彼が自分を変えようとしない限り改善は難しいでしょう。

人は危機感を持たないと変化しないからです。

つまり、「このままの俺ではイヤだ！」と彼が思う必要があります。

この壁は非常に大きく、ほとんどの人が乗り越えられずに挫折します。

そのせいで浮気性は一生治らない…と言われるほど。

あなたも彼が一向に変化しない場合は、新しい恋を検討しましょう。

また、生い立ちが原因の人でも、生い立ち以外の理由も同時に持っていることがよくあります。

生い立ちの問題は解決したのに、まだよそ見してばかりなら、別の理由もあったのでしょう。

「彼と一緒にいたら幸せになれない」と思ったら、無理をせずに別の男性を探してくださいね。

傷ついてることをアピールすれば罪悪感をもつかも…

どうしても彼を諦められない場合は、まず罪悪感をもたせるのがファーストステップです。

悪いことをしてるという自覚がないとなにも始まらないので、あなたが傷ついていることをアピールしましょう。

泣き崩れる、食事もとれずに痩せた、など分かりやすい方法のほうが男性には伝わりやすいです。

傷ついていることをアピールして彼が申し訳なさそうにしていたら、少しは変化があったサイン。

良い兆候なので、もう少し頑張ってみましょう。

束縛すると余計に悪化する可能性がある

浮気されると行動を制限するなど、束縛したくなりますが逆効果なので注意してくださいね。

男性は自由を奪われるほど、逃げたくなるもの。

とにかく自由に行動させるのが一番良いです。

不安との戦いになりますが、彼を縛るとさらにリスクが上がります。

束縛は信用してないと思われる原因になるので、彼の気持ちまで冷めるかもしれません。

できるだけ、彼を自由にさせて浮気性が直るまで様子をみましょう。

浮気男にきくセリフはこちらの記事で詳しく説明してるので、参考にしてくださいね。

依存せずに程よい距離感を保って！

浮気性の彼氏を手ばなせない女性は依存してる可能性もあります。

その場合は距離感が近くなって余計に彼が外に逃げたくなるので、適度な距離感を保つことも意識しましょう。

毎日LINEしてるなら、2日に1回にしてみるなど、距離を離しただけで彼の心に良い影響があるかもしれません。

あなた自信の自立対策にも取り組んでくださいね。

もし浮気で別れたら、この方法で復縁できるので、心配な方はどうぞ。

割り切っているからこそ本命に戻ってくる

浮気性の男性にとってパートナー以外は割り切った関係です。

だからこそ、待っていれば必ず本命の元に帰ってくる男性が多いです。

そのせいで離れらないのが問題ですが、どうしても彼がいいなら、そんな付き合い方を視野に入れましょう。

そうしないと、ずっと彼の浮気に悩まされる羽目になります。

いっそのこと、「私と会ってない時はもう知らない」と決めれば、彼は安心してあなたのところに帰ってこれます。

究極の方法ですが、彼と一生を添い遂げたいなら、この方法も試してみる価値があるでしょう。

結婚は慎重に考えるべき！

今説明した「究極の方法」は一時的には良いのですが、結婚を考えたら慎重になるべきです。

旦那さんが他の女のところに行ってばかりでも、簡単には離婚できません。

子供ができたらなおさらです。

後悔しないためには、不満がある状態で入籍しないこと！

安心できる結婚生活を望むなら、浮気癖のない男性をみつけるのが一番です。

将来については、慎重に考えてくださいね。

遠距離恋愛中の浮気確率を知りたい場合は、こちらの記事が参考になりますよ。

 

占い師 高瀬ミミコのワンポイントアドバイス「浮気性は生い立ちが原因かも？いろいろな可能性を考えてみて！」