別れを考えながら付き合うメリットとデメリットを比較！別れる前提で付き合う時の注意点・迷った時の対処法

「別れを考えながら付き合うのってダメなことだよね…」と思いますか？

別れを意識しながらの交際にはメリットもあるので、罪悪感を持つ必要はありませんよ。

しかし、当然のことながらデメリットもあります。

あなたと彼氏にとってメリットが多ければそのまま交際を続ければ良いし、デメリットが多ければお付き合いを終了させるのがベストな選択です。

今回は、別れを考えながら付き合う理由、別れを考えながら付き合うメリットとデメリット、別れを覚悟して付き合う時の注意点、いつか別れると思いながら付き合うことに疲れた時の対処法を説明します。

簡単に割り切れないのが人の心理です。

別れるか付き合い続けるか迷って答えが出ない女性が少なくありません。

そんな時にはメリットとデメリットの両方を考えてみると、どうすべきかが導き出せます。

色々なケースがあると思いますが、心の整理をして後悔しない方法を見つけましょう。

別れた方がいいと思う心理は？別れを考えながら付き合う理由

好きじゃないけど恋人が欲しいから別れる前提で付き合う

別れを考えながら付き合う理由には、次の恋人ができるまでの期間限定交際があります。

分かりやすく言うと、相手が好きじゃないけど恋人が欲しいから交際すること。

本気で好きになる人が現れたら恋人を振って乗り換える予定です。

恋人になるからには最低限の「好き」はあるとはいえ、自主的に付き合いたいかというと「NO」。

彼以外の男性でも構わない…と思う程度の愛しかありません。

誰でも恋人がいないと寂しいと思うので、「たいして好きじゃないけど彼氏ナシはイヤだから告白にOKしよう」という結論になるのはある意味自然なこと。

それに、最初はその程度の愛情しかなくても、交際開始後に本物の愛が芽生えることもあるでしょう。

問題は、付き合い始めてから「やっぱり好きになれない…」と交際を続けることに苦痛を感じた場合。

場つなぎで適当な相手をパートナーにするのは終わりにしよう…と思っても、彼氏ナシに戻るのが嫌すぎて決断をくだせません。

そうすると「別れた方がいいよね…だけど行動できない」と動けない状況になり苦しみます。

好きではなくても簡単に異性と付き合える傾向がある男性は、割り切った関係を貫けるので苦しみを感じにくいです。

だけど、本当に好きな1人の人としか付き合えない傾向が強い女性は、少ししか好きではない男性とのお付き合いにストレスを感じやすいです。

条件的には良い人だけどときめかない…別れたい心理がどこかにある

次も女性に多いパターンで、条件的には良い人なので交際を続けたいと思いつつ何かが足りない気がして「別れた方がいい？」と心のどこかで感じてるケース。

「顔がかわいくて優しければ彼女として合格！」など彼女に求める条件がゆるい傾向がある男性と違い、女性は慎重にパートナーの条件を比較検討します。

イケメンでカッコいいから…と付き合って暴力でも振るわれたら大変なので、外見の条件以外に内面や経済面、価値観などまで条件を全てチェックしてパートナー選びをするのが女性の男性選別法。

このテストで最高点を叩き出すほど優秀な男性を見つけたら「この優良物件を逃すものか！」と彼氏にするでしょう。

交際開始後も申し分ない時間を過ごせまずが、なぜか「この人ともっと一緒にいたい！」「彼と結婚したい！」とは思えない自分に気付きます。

そして、条件的には最高だから結婚したら幸せになれるはず！とは思うものの最後の一歩を踏み出せません。

このパターンでモヤモヤする原因は「トキメキ」や「ドキドキ」が足りないから。

恋は理屈だけでするものではないので、条件的には最高でもトキメキがないと付き合い続けるのがしんどくなってきます。

かと言って、彼が優良物件であることには変わりないので、簡単には別れられません。

明確な別れたい理由があれば答えを出せますが、「ドキドキがないだけで彼を捨てるのはもったいないのでは？」と思うといつまでも迷い続けるでしょう。

2人の立場や年の差などの理由で結婚は無理だと思い別れを覚悟して付き合う

2人の間にある「愛」は本物でも、立場や年齢の差が原因で結婚が絶望的なカップルもいます。

教師と教え子の恋、20歳以上も年が離れたカップル、経済的格差があって家族に隠れて付き合っているなどです。

本気で愛し合っているので結婚を望まなければ幸せを感じられますが、大半のカップルは結婚をゴールにしています。

そのため、入籍が難しくなる問題を抱えていると、「別れた方がいいんだろうな」「いつかは離れ離れになる運命…」と思いながらの交際になります。

ここまで結婚が不可能なケースでなくても、彼氏の給料では結婚できない、結婚願望が全くない彼氏との交際、遠距離恋愛で仕事を辞めないと同居できない、などの小さな問題でも明るい未来が予想できないと別れを意識しながらのお付き合いになるでしょう。

この場合には、愛が本物である分だけ苦しさが強まる傾向があり、ストレスを抱える日々になります。

辛いのは、大好きな人と愛し合っているので、別れなければと思っても別れられない状態になること。

いつかやって来る2人の恋が終わる日に怯えながらも何もできず、モヤモヤとしながら交際を続けることしかできません。

数多くの異性と交際してから結婚する予定なので期限付きで交際する

次は女性よりも男性に多いパターンです。

別れを考えながら付き合う理由は、結婚前にできるだけたくさんの恋愛を経験したいから。

ロマンの欠片もありませんが、遊べなくなる前に最大多数の女の子と関係を持ちたいという理由です。

ここでの経験は、単純に体の関係を指すこともあれば、色々なデートをして女の子の扱い方についてのスキルを身に付けたい人まで様々。

男性に多い傾向があるとはいえ、女性でも結婚前に思う存分遊んでおきたい人は、「1人の男にかける時間は1年以内と決めている」とマイルールを定めていたりします。

恋愛黄金期は限られているので、合理的な考えではあります。

割り切って交際を楽しめれば何も問題は生じませんが、迷うのは付き合っているうちに「別れを考えながら付き合うのってダメなこと？」という意識が芽生えた時。

最初はドライな気持ちで付き合い出しても、別れを告げるたびに恋人が悲しむ顔を見たり、パートナーが本気で愛してくれていることを実感すると心がチクチク痛んで苦しくなってきます。

特に胸の痛みが強まるのが、自分自身が誰かを本気で愛する経験をして「別れを考えながら付き合うなんて相手に失礼なのでは？」と考えが変わった瞬間です。

一般的には、ずっと一緒にいるつもりで恋人と交際している人がほとんど。

別れを考えながら付き合うことが人でなし行為だと思えると、苦しくて仕方なくなるでしょう。

恋が永遠に続くとは考えられないのでいつか別れると思いながら付き合う

過去に不本意な形で恋が終わった経験をすると「次も急に振られてこの恋が終わるんだ…」と別れを念頭に置いた状態でパートナーとの時間を過ごします。

トラウマになるほどのショックを受けたら、次の恋をしている最中から別れを予感してもおかしくありません。

自分で恋人を振って終わりを迎えた時には心の準備ができていますが、振られた側は強制的に終わりを迎えるので次の恋に悪影響を与えやすいです。

程度の差はあれ、振られた経験がある人は次の恋でも振られることを無意識に恐れているはず。

これは言い換えると、別れを考えながら付き合っている状態。

でも、単純に少し不安に感じているだけなら、よくあることなのでそこまで特別視する必要はありません。

問題になるのは、別れる確率がかなり高いと感じていて恋をしていても楽しいと思えないケース。

喜びよりも不安が強くなると、デートしていても「ここで写真を撮ったら別れた後に処分に困るからイヤだな…」と思えて全く楽しめません。

デートの最中でさえその調子なので、1人でいる時には怖くて仕方なくなり「早く別れてこの恐怖から開放されたい…」と別れを希望する本末転倒な思考回路になります。

喧嘩をして恋の終わりがちらついた時にホッと安堵している自分に気付くと、何がしたいのか分からなくなり答えが出ない状態に苦しむでしょう。

自分的には大好きだが周囲から別れた方がいいと言われた経験がある

恋愛は2人でするものとはいえ、他の人に「そんな彼氏と付き合うのやめたほうが良いよ」と指摘されると気になりますよね。

親しくない人からの助言だったとしても、心に引っかかって「別れた方がいい？」と不安が芽生えるでしょう。

指摘された人が親友や両親だった場合にはより深刻です。

「そう言われてみると彼は結婚相手には向かない人だし…別れようかな」と思えて好きな気持ちに自信が持てません。

本心では好きだと思っても「やめたほうが良い」と言われたら、彼の嫌いなところにばかり目が行き徐々に恋心が消えていくからです。

しかし、好きな人をそうは簡単に嫌いになれません。

誰かに別れた方が良いと言われると、周囲の意見と自分の本心との板挟みになって苦しい時間を過ごすでしょう。

別れを考えた時点でいつかは終わりがくる可能性大…その理由

彼の長所よりも短所が多いと思ってるから

恋の終わりを予感した時点で破局する可能性が高いのは、交際相手の長所よりも短所が多いと思っているからです。

完璧な人はいないので、誰にでも欠点がありますが、長所のほうが多いと思えれば悪い部分はさほど目に付きません。

「鈍感で気が利かない」という欠点があっても、「ぶっきらぼうな内容でも毎日こまめにlineをくれて楽しいデートを企画してくれる」という長所があれば、鈍感な性格でも許せます。

別れを意識するのは、大体が長所が短所を上回った時。

良いところがあるのは分かっていても、悪い部分のほうが多いと感じるから「もうやめようかな…」と恋を終わらせたくなります。

それでも行動にうつせないと短所を見ないフリをして交際を続けますが、良い部分よりも悪い部分が多いと感じる人とはいずれダメになります。

恋愛は上向きになったり下向きになったりするもの。

どんな人でも「常に恋人が大好き！」ではなく、「ちょっとこの人イヤになってきた…」というタイミングが何度もやってきます。

その時に重要な役割を果たすのが長所です。

色々と考えて短所を上回る良い部分があると交際を継続しますが、短所が多いと実感してると、「ちょっとイヤ…」から復活できません。

その結果、恋人をどんどん嫌いになるので、いずれ破局を迎えます。

「彼が嫌い」と一度でも思うと好きに戻れないから

女心の特徴は「彼が嫌い」と一度でも思うと好きに戻れないこと。

ラブラブだった相手でも冷酷なほどに愛が冷めるのが女性心理です。

よく“女は執念深い”と言われますが、あながち間違ってなく、脳のメカニズムが男女で違います。

そのせいか、心のシャッターを一度でも閉じると二度と開かない女性が非常に多いです。

女は過去のネガティブな感情をいつまでも持ち続ける傾向があり、男はすぐに過去を忘れる…こんな特徴があるので、「嫌い」と感じると「好き」に戻りにくいです。

だから、「別れようかな＝嫌いかも？」と感じたパートナーに愛が芽生えないままだと、破局を避けられません。

好きか嫌いかの恋愛感情は自分ではコントロールしにくいもの。

意識的に好意を持たせるのはほぼ不可能です。

「頑張っても好きになれない…」という悩みを持ち続けると、恋が長続きせずに終わります。

未来への不安があると恋愛のワクワクや楽しみが半減するから

女性は不安を抱きやすい特性があります。

これも男女の脳のメカニズムが違うからで、生物的にオスよりも弱いメスは常に不安と戦いながらの毎日を送ります。

両想いになれても、「今後どうなるか心配」「彼に捨てられるのが怖い」と何かと心配の種が消えません。

それが普通の感覚なのに、その上「いつかこの恋が終わる」という予感まであったらストレスが半端ないです。

「今は幸せの絶頂だけど、いつかは不幸になる」と思っていると恋を楽しめないのが問題です。

楽しいよりも辛いが上回った状態が持続すると、ストレスに耐えられず「早く別れてラクになりたい…」という心理が芽生えます。

この問題を乗り越えられないと、大嫌いにはなってなくても別れ話をするでしょう。

終わりを意識してると、辛い恋になりがち。

別れを意識しながら恋を楽しめれば問題ありませんが、辛さしか感じない恋になると危険です。

未来への不安に耐えられないと別れを迎えるでしょう。

トラブルが起きた時、関係を継続させるための努力ができないから

いつか別れる予定があると、トラブルが起きた時に努力できません。

恋愛は2人の関係が安定してないのが普通。

ずっとラブラブではなく、どこかですれ違ったり喧嘩になって別れが迫るタイミングがあります。

その時に努力できないと、関係が長続きしません。

別れを考えた経験があると、苦難に直面した時に「何とかして関係を継続させたい」と思えないことが多いです。

破局を考えた時に別れる覚悟がついてしまうと、継続よりも終了に気持ちが傾くもの。

頑張る気力が湧いてこないのです。

喧嘩した時に「もういいや」としか思えないと、恋が終わる可能性大。

常に努力しないと交際を続けるのは難しいです。

別離を意識した時に継続させるためのやる気が奪われると、恋が長続きしません。

自分の気持ちを永遠に誤魔化し続けることはできないから

今すぐに別れたいほどの気持ちの人は、自分の心を誤魔化しながら恋愛してる状態。

本当は好きじゃないけど、少しは好きだと思い込ませてます。

そんな不自然な状態は長くは続きません。

彼と離れる選択肢を意識した時にそこまで嫌悪感が強くなった場合は、いつかごまかしができなくなった自分に気付いて恋を終わらせたくなります。

別れを考えるといつか終わりがくるのは、自分の気持ちを永遠にごまかし続けるのは無理だからです。

ずっと嘘をつき続ければ関係が長続きしますが、ほとんどの人は嘘をつく苦しさに負けます。

「自分の気持ちに正直になりたい！」そう感じた時に恋が終わるでしょう。

新しい出会いを探すので恋人以上の人が見つかる可能性が高いから

別れを考えた時点で恋が終わる確率が高くなるのは、常に新しい出会いを探してしまうからです。

通常は特定の彼氏がいたら、よっぽど不満がない限り出会い探しをしません。

でも、別れを意識してると、無意識に次の彼氏候補を探します。

彼に何らかの不満があって結婚したいほど大好きになれないので、むしろ出会い活動がメインで、本命彼氏との時間がサブ…そんな人もいるほど。

出会いを積極的に探していたら好みの男性が見つかる可能性が高いです。

トキメク人を見つけて、恋心が抑えきれなくなったら、今の彼氏との別れを選択するでしょう。

終わりを意識すると普通のカップルよりも別れる確率が高くなるのは、恋人よりも好きになる人と出会う可能性が高いからです。

期限付きカップルとして別れを考えながら付き合うメリット

いずれ別れる前提があると「今○○しておかないと！」と思えて行動できる

別れを考えながら付き合うメリットの1つ目は、別れた後に後悔しにくいこと。

後悔をゼロにするのは無理でも「別れる前に素直に好きだって言っとけば良かった…」と悔やむ回数が確実に減ります。

今のラブラブ関係が永遠に続くと思っていると「愛してるって言いたいけど、今度でいっか…」と思えるので愛情表現を後回しにするのが問題です。

そうこうしているうちに喧嘩して別れると「ほんとは好きなのに一度も好きだって言えなかった…」と後悔します。

破局した後にどれだけ愛していると言いたくても、恋人ではない男性には簡単に愛情表現できません。

最初から別れを視野に入れていると「今言っとかないと、次のチャンスはないかもしれない！」という危機感を持てるので、恥ずかしくても頑張って言いたいことを口にできます。

非常に小さなことですが、交際中に素直になれなくて破局後に後悔する女性が多いことから考えると、大きなメリットだと言えるでしょう。

愛情表現以外でも同じ効果があるので、別れを考えながら付き合うのは悪いことばかりではありません。

期限付き交際は彼氏に執着しにくい・浮気や振られる心配をせずに済む

いずれは終わると分かっていると「今は私のものだけどそのうちに彼は他の女性のものになる」という覚悟がついているため執着しにくいのもメリットです。

絶対に自分のだけのものにしたい！と思うと執着心が芽生えるのが人の心理です。

だけど、期間限定の彼氏だと思えれば気楽な気持ちで付き合えて、「あの人が浮気したらどうしよう…心配で夜も眠れない！」そんな悩みを持ちにくいです。

浮気や振られるリスクは、考えても自分でコントロールできないもの。

ある程度は予防できますが、最終的には彼自身が決めることなので、心配しすぎても何も良いことはありません。

それに、きつく束縛して彼氏をウンザリさせ、浮気リスクを上げている事例が多いです。

その点、期間限定だから！とさっぱりした気分で交際している女性は束縛や嫉妬とは無縁。

さらには、「あんまりにも放置されるから心配！彼女が浮気しれたら困る！」と男性を夢中にさせる効果まで期待できます。

恋愛は女が追いかけると男は逃げていくもの。

そんな悩みを解消するのが「別れを考えながら付き合う方法」です。

良い意味で終わりを覚悟していれば、心にゆとりを持って恋愛を楽しめます。

別れる予定があれば「どうせ終わる恋だから我慢しない！」と開き直れる

別れを考えながら付き合うメリットは、「どうせ終わる恋だから我慢しない！」と開き直れること。

言いたいことを言って嫌われても、「いつかは終わるなら今終わっても同じ！」と思えるからです。

ずっと彼氏を自分のものにしたいと思っていると「これを言って嫌われたら…」と本音を晒せません。

そのせいか、好きな男性を前にすると気を使って何も言えなくなる女子が多いです。

本当はまだエッチしたくないけど断ると彼が離れてしまうかも…そんな心配があるとイヤでも体を許し「本当はしたくなかったのに…」と心が痛みます。

その後も「私の体だけが目当てなのかな？」と思っても、エッチの誘いを断ると機嫌が悪くなる彼氏を見ていると断れずに彼の希望に沿った行動を続けます。

でも、別れる予定があれば「私はまだエッチしたくない！」と堂々と断れます。

これは女子にとってかなり大きなメリットではないでしょうか？

開き直れれば、恋愛の辛い部分はほとんどなくなります。

LINEしすぎたら嫌われるかな…と、寂しい夜に1人で涙を流す時間ともサヨナラできますよ。

開き直っていれば、LINEしたいな～と思ったら遠慮なく「ねー！寂しいから通話しよーよ！」とお誘いできるからです。

度を超えたわがままをしたら嫌われますが、のびのび振る舞える女性はストレスを溜め込んで急に不機嫌になる女性よりも恋が上手くいく傾向があります。

開き直れたことが功を奏せば、彼氏とずっと仲良しでいられるでしょう。

ストレスなく付き合えて、しかも2人の関係が上手くいくなら最高の付き合い方であると言えます。

別れを意識していると「これをしたら終わりだ…」という出来事を回避できる

別れを考えていると、頭の中で常に破局した時や別れた後のイメージを思い浮かべています。

そうすると自然と「この一言を口にしたら確実に2人の間に亀裂が入りダメになる」というボーダーラインが分かります。

これもメリットのひとつです。

恋愛中は通常とは違った精神状態になっているため、感情的になってボーダーラインを超えたNG発言をしやすいです。

喧嘩中は愛がある相手だからこそ徹底的に傷付ける一言を言いたくなり、もっと愛して欲しい思いがエスカレートしてひねくれた言い方をしてしまうからです。

その結果、興奮状態で発した一言が原因で愛し合っているのに別れを迎えます。

衝動的に破局すると、本来は結婚できるほど相性の良い2人が別々の人生を歩まなくてはいけません。

最高の相手だと思っていた人と破局すると、その後何年何十年と「あの人と今も付き合えてたらな～」と未練を残す人生になるでしょう。

その点、別れを考えながらの付き合いでは、「これをしたらダメだ」というボーダーラインが理解できるので、衝動的な別れを回避できます。

2人が離れ離れになっているところをイメージできていると冷静な視点を持ち続けられるのがメリットです。

期限付きカップルになると無駄な時間が減り効率よく恋愛を楽しめる

シビアな話になりますが、時間は有限なので期限付きカップルは効率よく恋愛できるのもメリットです。

若い世代なら効率性を重視する必要はありませんが、結婚適齢期に入ってから婚活を行うのであれば時間と恋愛は切っても切れない関係。

若い方が圧倒的に有利なので、できるだけ無駄な時間を省略しないと時間切れで後悔する結果になります。

例えば、22歳から10年間同じ人と付き合ったのに結婚できずに32歳で別れたら…ダメージが大きいですよね。

32歳になってから結婚相手を探すと、相手にしてくれる男性の数が20代よりも減るからです。

でも22歳から1年毎に別の男性と付き合っていれば、結婚できる相手に巡り会える確率が高まります。

机上の理論なので、効率的に恋愛したら確実に結婚できるわけではありませんが、結婚できる機会が増えるのは良いことです。

特に別れるのが苦手な人は、冷めたのにダラダラと付き合い続けて時間を無駄にしがちです。

大恋愛の10年なら最終的に失恋しても後悔しませんが、なんとなく一緒にいて気付いたら10年経っていたケースだと「もっと色んな人と恋愛すれば良かった…」と思うのは確実。

期限付き恋愛の良さは、別れるタイミングを逃さずに済むこと。

「そろそろ1年経ったし…このまま続けるか終わりにするか決めないと…」とけじめを付けられるので、ダラダラした恋愛で時間を無駄使いせずに済みます

別れを考えながら付き合うデメリット

いずれ別れる恋だと思うと、いま目の前にいる彼氏を大事にできない

別れを考えながら付き合うことにはたくさんのメリットがありますが、デメリットについて考えることも忘れてはなりません。

最大のデメリットは、いずれ終わる恋だと思うと目の前の彼氏を大事にできないこと。

ずっと一緒にいる前提だと彼氏が貴重な存在となり大切に扱えます。

でも、1年後には別々の道を歩んでいるんだろうな…と冷めた視点でしか彼氏を見つめられないと「失ってもいいや…」と投げやりになる危険があります。

開き直れるメリットと背中合わせなのが、投げやりになるデメリットです。

これは程度問題で、終わりがあると考えると執着心が出にくく程よい距離感で恋人と恋愛できますが、その度合が一定ラインを超えると、今度は距離が離れ過ぎて「どうでもいい」と思えてきてネガティブな影響が出始めます。

どちらに転ぶかは本人の気持ちや恋愛に対する姿勢次第。

ケースごとに良いか悪いかが変わるので、別れを考えながら付き合うことの良い面と悪い面の両方を知っておくことが大切です。

逆に言えば、自分の気持ち次第で良い意味での期間限定交際ができるということ。

彼氏に対して投げやりな気持ちを持たないよう気を付けて程よい距離感でお付き合いできれば、別れを考えながらでも良い恋愛ができますよ。

中途半端な状態で交際を続けることに罪悪感が芽生えて辛い

別れを考えながら付き合うことのデメリットは、パートナーにたいして罪悪感が芽生えること。

大好きな人に「1年後には終わりにする予定だから」と思われてたら悲しいですよね。

良心がある人なら相手の立場に立った時に「彼は真剣に愛してくれて結婚しても良いと言ってくれてるのに、私は期間限定だと思ってるの申し訳ない…」と心苦しくなるはず。

相手も同じように別れを意識するタイプなら、「もしかしたら別れるかもしれないよね」と共通認識を持てるのでストレスになりませんが、よほど運が良くない限り同じ感覚の人とは交際できないでしょう。

また、この手の話しは正直に相手に話しにくいのものです。

心のどこかで「いずれ終わるかも…」と予感していても、それを堂々とパートナーに話せる人は少ないです。

これくらいの発言で私達の絆は揺らがない！と思えるほどの信頼関係を築けていない限りわざわざ口にしないので、仮に2人ともが別れを意識していても相手の本音を知らずに交際を続けるのが一般的です。

相手が自分と同じように別れを意識しているか分からず、確認のしようがなければ罪悪感を消すことはできないでしょう。

「別れる」を頻繁に口にしていると破局することへのハードルが低くなる

不思議なもので、口にする機会が多い言葉ほど現実になる確率が上がります。

別れを考えながら付き合っている女性の一部は、日々の中で何度も「別れる」を口にします。

前に振られた経験がトラウマになっていると「どうせ○○くんも私を振って別れるんでしょ？」と言わずにはいられないからです。

何をしていても常に別れをイメージしている人は、一日に何度も「別れについての話題」を登場させます。

頻繁に別れを口にしていると破局することへのハードルが下がり「別れちゃっても良いかな…」と簡単に別れを選んでしまいます。

これは口にしている本人だけでなく、パートナーの潜在意識も変化するからです。

何度も何度も「私を振るんでしょ？」と言われ続けていると、最初は「何いってんだよ！そんな事あるはずない」と答えていても、徐々に「俺がこの子を振って終わりにするのかも」といった未来が潜在意識に刻まれます。

二人共が彼氏が彼女を振って恋が終わるイメージを持ちながら交際していたら、そのうちにそれが現実になります。

大事なポイントは、別れをポジティブに捉えているかネガティブなイメージを持っているかの違いです。

期限付き交際の良さに目を向けてポジティブに捉えていれば別れを考えながら付き合っても悪い影響を与えませんが、ネガティブに捉えて悪い意味で「別れ」を何度も口にすると最後には恐れていた予想が現実になります。

別れを考えて付き合うことに悪いイメージを抱かないことが大切です。

ネガティブ発言が増えると一緒にいても楽しくないと感じた彼氏が去る

悪い意味で別れを連想しているとネガティブ発言が増えるのもデメリットです。

2人で一緒にいる時に暗い未来の話ばかりされると、楽しくないと感じた彼氏が去ってしまうでしょう。

「今年の秋は○○に紅葉を見に行こう！」と誘ったのに「その時には別れてるかもしれないじゃん」と返されたら盛り上がっていた気分がダダ下がりです。

何をするにもその調子だったら。お相手に嫌われるのは間違いありません。

ここまで露骨ではなくても、未来の話をするたびに暗い予想をしていたり、過去に振られて傷ついた話題ばかりをされたら不快ですよね。

トラウマになるほどの心の傷を抱えていると、無意識のうちにネガティブオーラをまとっているので注意してください。

他には、悲観的でネガティブ思考の人も常に最悪の様子ばかりを想像してお相手を暗い気持ちにさせることが多いです。

別れを考えているだけならデメリットにはなりませんが、それを暗い雰囲気でパートナーに話し過ぎると嫌われて恋が終わります。

恋愛でしか味わえない体験ができない・本物の愛に触れる機会が持てない

別れを考えて付き合うと冷静さが残せるのがメリットですが、裏を返せば恋愛でしか味わえない体験ができないのがデリットです。

恋愛中は自分でも「私ってバカだな～」と思えるほどに理性がなくなるのが魅力でもあります。

そこまでの精神状態になれるものは滅多にないので、恋人に夢中になって我を忘れる体験は貴重です。

後で考えると恥ずかしくなるほど愚かな行動をしたとしても、その経験が深みのある人へと成長させてくれます。

1人の人を狂おしいほど好きになったり、何も見えなくなるほど惚れ込んだりする経験はもちろん、浮気の心配をしたり、嫉妬に狂ったりする経験も恋愛でしかできないもの。

そこから得られるものは計り知れません。

本物の愛に触れる機会がないままだと、恋愛の苦しさを味わわずに済む反面、素晴らしさを体験できないのがデリットです。

別れを考えながら付き合う場合の注意点

相手に不快な思いをさせないよう別れる予定を隠す努力をする

別れを考えながら付き合うのは悪いことではありませんが、楽しい恋愛をするためにはいくつか注意点があります。

最も気を付けないといけないのは、お相手に別れる予定があることを悟られないこと。

自分が一生一緒にいたいと思っている人が、実は別れる予定を立てていると知ったら恋人のショックは相当なもの。

それだけで愛が冷めて2人の関係がダメになるかもしれません。

あなたは良い意味で別れを捉えていても、パートナーが別れを言葉通りに受け取れば不愉快になるでしょう。

よっぽど仲良くなっていたら、正直な気持ちを伝えて理解してもらえる可能性がありますが、基本的には別れる前提は隠しておくほうが安全です。

少し口にしただけでも恋人に不快感を与えるので、絶対に知られないよう注意してください。

心の中でなら何を思うのも自由ですが、口にする言葉は相手への影響があるので最低限のマナーを守るべき。

うっかり発言を予防して、恋人と良い関係をキープしましょう。

好きでもない人と付き合っていると誰も愛せなくなるリスクがある

別れを考えながら付き合う時には、好きでもない人との交際を繰り返していると誰も本気で愛せなくなるリスクがあることも覚えておきましょう。

適当な恋愛をするのが普通になると、それがあなたの恋愛の仕方のスタンダードとなり「好きだけど愛してると言うほどではない…」と本気になり切れない問題を抱えるかもしれません。

要注意なのが、恋愛経験の少ない若い女性。

最初の恋愛で別れを考えながら付き合うのはおすすめできません。

初期の頃の恋愛体験は、その後のあなたの恋愛人生を決める重要な位置づけです。

若い頃には傷つくことを恐れずに全力で恋愛に取り組んだほうが、その後に充実した恋愛人生を送りやすいです。

最初から計算して恋をすると、そのクセがついて恋愛の本当の楽しさに気付けないままで人生を終えてしまうかもしれません。

年齢を重ねて現実を知ると頭で考えて恋をする傾向が強まるので、別れるなんてこれっぽっちも考えずに夢を見れるのは若いうちだけ。

無我夢中で恋にのめり込めるのが若い人の特権です。

恋愛経験が少ない場合には、好きでもない人と付き合うよりも片思いでも本気で好きな人を追いかけることをおすすめします。

それ以外にも、常に別れを考えて付き合うクセがついている人も、たまには別れを意識しない恋を体験しましょう。

本気で愛せる人と出会えたら、別れることよりもずっとラブラブでいる未来を思い描いてくださいね。

本物の恋愛体験ができないまま年をとると薄っぺらい人間になる

無駄を省いた恋愛や、別れを想定して傷つかないための対策をしながら恋をしていると、本物の恋愛体験ができないまま年をとって薄っぺらい人間になる危険があります。

これは考え方によりますが、色々な体験をして充実した人生を送りたいと思っているなら本物の恋愛体験をすることをおすすめします。

疲れない恋愛しかしたくない人は大変なことが多い本物の恋愛を避けるのもありですが、「せっかくだったら本物の恋愛をしたい！」と思うなら冷静ではいられないほど本気でパートナーを愛しましょう。

その時には別れを意識せずに目の前の彼氏だけに夢中になっていればOKです。

いつも未来を考えてばかりいると、「恋は盲目」状態になれません。

悪い意味で使われることの多い「恋は盲目」ですが、好きな人のことしか見えなくなるのは恋愛でしかできない体験。

楽しいことだけでなく切ないことも苦しいこともある恋愛体験の全てが、あなたを人として大きくするために役立ちます。

それに、人と深く関わる体験は恋愛だけでなく仕事や友達との人間関係にも良い影響を与えるでしょう。

いつも別れを考えながら付き合っているとこの貴重な体験ができないので、薄っぺらい人間になりたくなければたまには別れを意識せずに恋愛にのめり込んでみてくださいね。

情が湧いて別れられず結婚したり、本当に好きな人と付き合えず後悔するかもしれない

あらかじめ短期間だけと決めて交際を開始しても、予定通りにならないことも注意点のひとつ。

現実では想定外のことが起こるので、別れを考えながら付き合っていても気付かぬうちに情が湧き、そのまま結婚してしまうかもしれません。

それで後悔しなければ良いのですが、別れる前提で付き合う場合には、「そこまで好きじゃないけど彼氏が欲しいから…」というケースが少なくありません。

つまり、本気で好きではないのに情が湧いて別れられずに結婚したということ。

入籍後に「なんでこの人と結婚しちゃったんだろう…そんな好きじゃなかったのに…」と後悔するかもしれません。

1人では寂しいという理由で彼氏を無理やり作り、そのうちに本命ができたら別れようと思っている人は情に流されて好きでもない人のお嫁さんにならないよう注意してください。

必死に尽くしてくれる彼氏に悪いと思って結婚を決意すると後悔しますよ。

もうひとつのリスクは、本命ができた時に別れたいと言っても彼氏があなたを離してくれないこと。

彼氏があなたと一生一緒にいるつもりで交際していたら、他に好きな人ができたと言われてもすんなり別れを受け入れるのは難しいはず。

彼氏との別れで揉めているうちに本命くんが他の女性にとられたら、あなたは本命くんとは付き合えず別れるつもりの彼氏との交際を続けるしかありません。

何かと予想外のことが起こるのが現実なので、思った通りの流れにならなければ別れるつもりで付き合う選択をしたことを悔やむでしょう。

別れを考えながら付き合う状態に疲れた時の対処法

別れたい理由・別れられない理由を箇条書きにしてみる

別れた方がいい気がする…と思いながらも決心がつかない状態は辛いものです。

もし別れを考えながら付き合うのに疲れたら、別れたい理由と別れられない理由を箇条書きにして書き出してみましょう。

頭の中出が混乱した時には、闇雲に答えを出すのではなく心の整理をすることが大切です。

ひとつひとつの感情を区別して整理するためのポイントは、文章で長々と心の中を見える化するのではなく箇条書きにすること。

思いつくままに嫌いだと思える条件や付き合い続けたい理由を書き出していけば、何が行動をストップさせていたかが分かるはず。

気持ちを全て吐き出したら、箇条書きにした内容を見比べて、別れるべきか付き合い続けるべきかを考えてみましょう。

「別れたい」と「別れたくない」の相反する感情がごちゃまぜになっていると答えが見えませんが、2つの気持ちを別々に分けて整理すると答えが出しやすいですよ。

周囲から言われた意見を聞かなかったことにして本心と向き合う

周りの人達から色々なことを言われたのが原因で別れるべきか付き合うか迷っているなら、周囲の意見を聞かなかったことにして本心と向き合ってみましょう。

一般的な視点で見れば結婚に最適な人だったとしても、心がときめかない相手と一緒になると不幸になるだけ。

あなたが「トキメキがなくてもいい！」と思えるタイプなら立ち止まらずに条件の良い男性と入籍してるはずなので、迷っているのは不足しているものがあなたにとっての必須条件である証拠。

条件よりもトキメキを重視する価値観なら、ドキドキできる相手と入籍した方が幸せになれますよ。

他人の意見に振り回されると本心を見失いがちです。

周りの意見を聞かなかったことにして、あなたにとって1番大切なものを確認しましょう。

そうすれば、別れるか？交際を続けるか？の答えが見えてきます。

別れる時期を決めてそれまでは何も考えずに恋愛に集中する

考え過ぎて苦しさがマックスになってきた時には機械的な方法で乗り切りましょう。

頭で考えても正しい答えが見つからなかったら、「○月○日に別れる」と終わりにする日にちを決めてしまい、その日がやってくるまでは何も考えずに恋愛に集中してください。

終わりになる日にちが決まっていれば悩みがなくなるので、目の前の彼氏に集中できます。

終わりにする日にちを決める作業でさえ辛く感じた時には、半年後など時間に余裕をもたせた設定にすれば「まだまだ時間がある」と思えて気が楽です。

いざ実際に設定した日にちが近付いてきたら、その時の気分で今後どうするか決めればOK。

今は答えを出せる状態でない方は少しでも気が休まる方法を使いましょう。

別れを意識するくらいだから運命の相手ではないと割り切って別れる

最終手段は「迷っているのは運命の相手ではない証拠！」と割り切って彼氏と別れること。

本気で好きになれる人に出会えたら別れを考えただけで「絶対に終わりにしたくない」と思えるはずなので、そこまでの感情を抱けない相手とはその程度のご縁しかなかったと言えます。

別れられない理由は好きだからではなく、独り身になるのが怖いからかもしれません。

だったら、思い切って別れ話をして本気で好きになれる人を探すのが1番。

もし、別れ話をした後にやり直したいと思ったら、それから復縁を試みる方法だってあります。

一度別れたらそれで二度と付き合えないわけではないので、行動してみましょう。

そこまでの決意が持てないのであれば、1ヶ月位彼氏と会わない時間を作り1人でじっくり考えてみるのもおすすめ。

別れた後を疑似体験すれば、「別れて正解だった」「別れない方がいい」のどちらが本心なのかが見えてきますよ。

付き合う前から「どうせいつかは…」と別れを考えてしまう場合の心理的な理由

過去の失恋体験の傷が残っていると不安が消えない

まだ付き合ってもいないのに「どうせいつかは…」と感じるのは、失恋体験の傷が残っているからです。

過去に辛い思いをして恋が終わると、同じ流れになる気がして辛くなるもの。

逆に言うと、初めての交際だと失恋体験がないので、愛が永遠に続く気がして別れを意識しにくいです。

ほとんどの人が「こんなにラブラブだから結婚するに違いない！」と明るい未来を描きながら恋にのめり込みます。

だけど、失恋を経験した数が多かったり、ショックがいつまでも残るフラれ方をすると暗い未来を想像しがち。

完全に心の傷が癒えていれば「次は大丈夫！」と思えますが、少しでも胸の痛みが残っていると自信が持てません。

特にネガティブ思考の人は失恋から立ち直るのが苦手。

「これも良い経験だった」と前向きに捉えられないので、何ヶ月、何年も経っても「最悪の経験だった」と負の感情を持ち続けます。

過去をどう捉えるかで、今の恋愛への思いが変わります。

手痛い体験をしていてもポジティブに受け止めれば次の恋を堂々と楽しめますが、最悪のイメージが抜けないと次の恋が上手いくと思えません。

交際前から「どうせいつかは…」と感じてる人は、過去の体験をどう意味づけしてるか考えてみてください。

苦いイメージを持ち続けていると前向きになれないので、「良い経験だった」と思えるよう心がけましょう。

辛いことが多い人生だったので幸せに慣れていない

これまでの人生で辛いことが多かった人は「どうせいつかは…」と思い悩むことが多いです。

その理由は、幸せに慣れてないから。

今がラブラブでも、過去に同じくらいの幸せがなかったので楽しみを満喫できないのです。

特徴は「こんな幸せなのは私に似つかわしくない」と感じること。

例えば、好きな人が笑顔で挨拶を返してくれても無邪気に喜べません。

すごく嬉しくても、幸せが長続きするとは思えず、いつかは不幸な日々に戻るはず…と感じます。

初めての幸せ体験だと戸惑うのも無理ないこと。

いつもフラれて両想いになった経験が一度もなかったら「どうせ最後は悲しい結果になるんでしょ」と感じるでしょう。

幸せに慣れてない人は、意識して今の楽しさを満喫することが大事です。

少し気の持ち方を変えるだけで、未来に希望が持てますよ。

自信がなくて愛される価値がある人間だと思えない

自分に自信がない人は、愛される価値のある人間だと思えないので恋が終わる予感を抱きます。

好きな人が声をかけてくれた時に「私なんかを好きになるワケないよね」と感じた人は自信がないタイプ。

未来を悲観的に捉えるのは、自分には愛される価値があると思えないからです。

いつも親に否定されていた、これといった成功体験がない、自己肯定感が低い、などの特徴があると、自信のなさが原因で恋愛に前向きになれません。

でも、自信さえつけば不安を感じずに恋愛を楽しめます。

自分磨きをする、仕事を頑張る、得意なことを増やす、などどんな分野でも良いので自信をつけるための取り組みを行いましょう。

また、自信をつけるためには自己暗示も必要です。

「私は愛される価値がある！」と自分自身に暗示をかけないと簡単には自信はつきません。

どんな取り組みを行っても、自己否定してると効果が出ないので、意識的に「私は価値のある人間だ」と思いましょう。

鏡を見るたびに「私はかわいい」と声を出して言いながら笑顔を作れば、次第に自信がつく感覚が味わえるはず。

コツは、言葉に出して言うことです。

「私は愛される価値があるから自信を持っていい」と声に出して言ってみてください。

毎日繰り返し行って、将来への不安を打ち消しましょう。

破局体験談を聞いて永遠の愛はない気がしている

「どうせいつかは…」と思うきっかけで多いのは、人の破局体験談です。

世の中には恋人と破局した人が溢れているので、友達が次々と彼氏と別れてるのを見ると「あんなにラブラブだったのにあっけないほど簡単に恋が終わる…」と感じ永遠の愛が存在しない気がします。

このパターンになりやすいのは、恋愛に夢を抱いていた人。

世の中の現実を知るまでは、愛が永遠に続くと信じていたのでギャップに驚いて絶望するのです。

また、短期間で恋人をコロコロ変える友達が多い人もこのパターンになりやすいです。

数ヶ月でパートナーをチェンジしてるのが当たり前の感覚になると、永遠の愛は存在しないと感じるのも無理ないこと。

破局体験をたくさん聞くと、このようなデメリットがあるので、明るい未来を感じられない場合は、必要以上に暗い話を耳に入れないほうが良いです。

色々な恋愛があるので、「人は人、自分は自分」と思ってればOK。

そうすれば、「どうせ…」という気持ちが和らぐはずです。

すぐ別れを考えてしまう思考のクセをやめたい時の対処法

“今”を楽しむために真面目な自分をやめて気楽に考えてみる

すぐ別れを考えて悩む人は総じて真面目な性格です。

何も考えずに恋愛を楽しむ能天気な人は、別れを想定して男性と付き合っても悩みません。

でも、真面目な性格だとアレコレと色々な事を考えて、「私のしてることはダメなのかな…？」と自分を否定します。

だから、真面目な自分をやめて、もっと気楽に恋愛するのがオススメです。

今を楽しむためには肩の力を抜くことも大切。

色々な問題があるかもしれませんが、「まあいいや！今が楽しいし！」と深く考えずに対処しましょう。

真面目な性格だととことん突き詰めて考えてしまうので、不安要素が次々と出てきます。

考えれば考えるほど不安が増すので、考えないのが一番です。

どこかで思考を深めるクセをやめないと、恋愛を楽しめない日々が続きます。

性格を丸ごと変える必要はないので、少しだけ頭のねじを緩めましょう。

気を抜いた状態にしたほうが恋を楽しみやすいです。

最期までラブラブで居続けた夫婦のストーリーを知る

将来に希望が持てない人は、最期の時までラブラブで居続けた夫婦の実体験を知るのがオススメです。

世の中には永遠の愛を貫いた人達がたくさんいます。

終わる恋がある一方で終わらない恋もあるので、実例を知ったら考えが変わるはずです。

頭の中から別れが消えないのは、恋愛のイメージが悪いからです。

「ラブラブなのは一時だけ」と恋愛を定義づけてる限り明るい未来を想像できません。

だから、あなたが理想とする恋愛をしている人達を探しましょう。

結婚してもラブラブが持続してる夫婦が身近に一組くらいはいるはず。

リアル世界にいない場合は、SNSをのぞけば嫌というほど幸せな夫婦が溢れています。

何十年も前に知り合ったパートナーとずっと仲良し…そんな実例をたくさん見れば、自分も長続きする恋ができると思えます。

たくさんの実例を見て、幸せな将来像を頭に描きましょう。

そうすれば別れの予感が消えてなくなります。

ネガティブ思考を予防するための取り組みを行う

誰でも一度は恋の終わりを予感しますが、困るのは不安になったり罪悪感を持つほどのネガティブ思考になること。

「いつか別れるんだろうな」までは誰もが思うので問題ではありません。

その先に「ま、いっか。今幸せだし」と前向きな思考にチェンジさせれば、何も苦しくないからです。

思考のチェンジができないのは、意識がネガティブに傾いてるせいです。

例えば、体調が悪くて気分が沈んでいると明るい未来を予想するのは無理。

そんな時には体調を回復させることが先決です。

体調さえ良くなれば、悩みが消えて明るい気分で恋愛を楽しめるかもしれません。

今のあなたが暗い気持ちになってるのは、ネガティブ思考になる何らかの要因があるから。

たっぷり寝て疲れをとったら、今とは違う考えになるはず。

または、余計な考え事をする暇がないほど忙しくするのもオススメです。

時間があると、いらぬ心配をしがち。

暇つぶしになる何かを取り入れたら、恋愛がもっと楽しくなるでしょう。

色々な方法を試して気持ちの変化を確かめてくださいね。

好きな人との幸せ体験を思い出して不吉な予感を打ち消す

不吉な予感が消えない時は、好きな人との幸せ体験を思い出すのがオススメです。

別れが頭に浮かぶのは、恋人との悪い場面を思い出してるから。

「これが嫌い」と感じてる部分を深く考え込んだら別れたくなるのも当然です。

だから、できるだけ良い思い出を振り返りましょう。

彼が優しくしてくれた出来事が1つくらいはありますよね。

大切なのは「あの時幸せだったな」と感じたシーンを繰り返し思い出すこと。

幸せ体験を思い出すと、いつの間にか不吉な予感が消えます。

しかも、この振り返り作業を行うと、彼への愛が深まり別れを予防する効果があります。

嫌いな部分に目を向けず、長所を探しましょう。

良い部分に意識を集中させれば、別れたい気持ちが完全になくなるかもしれません。

常に楽しかった思い出で頭を満たしてください。

そうすれば、今の恋を楽しみつつ、関係を長く続けられます。

ポジティブ思考の人と会話する機会を増やす

人は周囲からの影響を強く受けるので、いつも未来への不安が消えないならポジティブシンキングの人との会話を増やす方法がオススメです。

「いつか終わるなんて考える必要ないよ！」と明るく話す人に囲まれていると、次第に感化されます。

そして、最終的には悩むのが馬鹿らしくなるほど意識が変化するので、前向きな意見を持つ友達を増やしましょう。

いつもとは違う人と話すだけで、意識が180度変わることが珍しくありません。

だから、いつもの友達以外の人との会話を増やすだけでも十分な効果が期待できます。

不安を抱えるのは大体が視野が狭くなってる時。

恐怖感に憑りつかれているので、違う世界を知ることが大切です。

色々な考え方に触れて気分転換すれば、不安が徐々に軽くなるはず。

ただし、根暗な人と話して余計に憂鬱になると本末転倒です。

話して元気になれる人を選んでくださいね。

占い師 高瀬ミミコのワンポイントアドバイス「別れを考えながら付き合う時に重要なのはポジティブな気持ちでいること」