付き合ってないのに嫉妬する男性心理と対処法！好きだからこその行動や好きでもないのに嫉妬する理由を解説

「嫉妬」は正式に付き合った男女の間で生じる場合が多いです。

彼氏以外の男性と楽しそうに話してて恋人に嫉妬されるのはよくあること。

ボーイフレンドから嫉妬されても疑問を感じないと思いますが、付き合ってもない人から「なんでアイツと喋ってたんだよ！」と言われたら、頭の中が？？？でいっぱいになりますよね。

ただの知り合いから嫉妬されると

「え？あなたなんで私の行動に干渉してくるわけ？」

「どうしてこの人に怒られないといけないんだろう？謎なんだけど…」

と感じるのが普通です。

こんな出来事があってモヤモヤしてる場合には、彼がなぜ不可解な行動をしたのかを探りましょう。

今回は、付き合ってないのに嫉妬する男性がとる行動や態度、愛情が元になって嫉妬する男性心理、愛がないのに嫉妬する男性心理、過度に嫉妬する男性のタイプ、嫉妬する男性への対処法について説明します。

最大の謎である「なぜガールフレンドでもない女性に嫉妬するのか？」を解明するために、彼の気持ちを色々な方向から推測してみましょう。

付き合ってないのに嫉妬する男性がとる行動や態度

他の男性と会話してると割り込んでくる

嫉妬する男性がとる行動は、他の男性と話している時に割り込んでくること。

彼以外の人と楽しく話していると、すぐに話に入ってきて2人の会話を邪魔します。

みんなで一緒に和気あいあいと会話を楽しめればまだ良いのですが、会話の流れをガラッと変えて他の男性を仲間外れにすることも。

せっかく盛り上がってた会話がヒートダウンして気まずい雰囲気になると「彼氏でもないくせに、なんで割り込んでくるわけ？これって嫉妬なの？うっとうしい！」とイライラが収まりません。

特に、これからもっと仲良くなりたい相手との会話を邪魔されると最悪です。

嫉妬してくる人のせいで、いつまでも片思いから進展しないので不満が爆発。

「いつも私の会話を邪魔してくる人がいる…」そんな存在の男性は疫病神のようなもの。

あなたが誰かと両想いになる流れを阻止したい男性は、一番会話が盛り上がってるタイミングで会話に割り込んできます。

「あともう一歩でお目当ての人と友達以上になれそうだったのに！」というタイミングで話に割り込んでくる男性がいたら、彼はあなたの恋を壊すことを狙ってるのでしょう。

周囲の人にあなたと仲が良いアピールをする

嫉妬には、他の人への仲良しアピールも含まれます。

「昨日○○ちゃんの家に行ったんだけど、部屋の中ぐちゃぐちゃでさ(笑)アイツは掃除があんまり得意じゃないから(笑)」と特別な仲であることを他の人にべらべらと話してたら、嫉妬心が元になっての行動です。

この発言をすることで、周囲の男性にマウントをとっているのです。

あなたのプライバシーを暴露するような話をしている時の心理は「お前らよりも俺のほうがこの子と仲良しなんだぞ！この子に手を出すなよ！」です。

この場合は大体が少し誇張した言い方になっているので、「そこまで仲良しじゃないんだけど…」と女性が感じることがほとんど。

それに、必要以上に仲良しアピールをされると、「周りの人に誤解されたら嫌だな…」と不快感を覚えるでしょう。

正式な彼氏なら何も問題になりませんが、特別な関係ではない男性に仲良しアピールをされると色々な不都合が生じ女性を悩ませます。

SNS上での行動をすべてチェックしていて絡みも多い

嫉妬する男性は、離れている時にはSNSで気になる女性の情報を集めます。

交際してないと四六時中一緒にいるわけにはいかないし、会話できる量も僅か。

そんな制限があると、頼りになるのはSNSだけ。

SNSなら、交際してない関係でも24時間相手の行動がチェックできます。

嫉妬する男性は気になる女性のSNSをこまめにチェックして、いいねを押したりコメントを送ったりします。

もしくは、直接的にコンタクトをとらなくても、情報収集のために頻繁にSNSをのぞきます。

投稿した内容のすべて、またはほとんどにいいねがつけたり、やたらと絡みが多い男性がいるなら、彼はあなたが他の男性と仲良くしてないか見張っているのでしょう。

女性が恐怖感を感じるのは、SNS上で他の男性と関わっているところに彼が割り込んでくること。

直接コメントがつくだけならまだしも、他の人との会話にまで登場すると「どうして私がこの人と会話してるの見つけた？ネットストーキングしてる？24時間監視されてる…？怖い！」と背筋が凍る思いをします。

SNS上でやたらと絡んでくる場合は、彼があなたを特別視してる証拠。

嫉妬心が湧いて、SNS上でまでしつこくつきまとうのでしょう。

不機嫌な様子でイライラをぶつけてきたり無視する

話している最中に不機嫌な様子を見せたり、イライラをこちらにぶつける態度があったら、彼の嫉妬心がかなり強くなってるサイン。

不機嫌になる前に、あなたが他の男性と仲良くしてるところを見るなど、怒りのスイッチが入る原因があったはず。

それがきっかけでイラつきがピークに達し「○○ちゃんなんて知るもんか！ムカつくから口もききたくない！」と思っています。

一見すると嫉妬には見えなくても、これといった理由もないのに急に不機嫌になっていたら、嫉妬心がきっかけになっての行動。

また、直接別の男性とコンタクトをとってなくても、褒め言葉だけで妬む人もいます。

あなたが「Aさんってすごく仕事ができてカッコいいんだよね～」と話したら急に笑顔が消えてブスっとした…こんな出来事があったら妬みが原因になっての不機嫌で間違いありません。

「なんで俺じゃなくてソイツを褒めるんだよ！」と怒ってるのです。

楽しそうにしてるとわざと邪魔するなど嫌がらせをする

やたらと妬む男性は、お気に入り女性が楽しそうにしてるところを発見するとじっとしてられません。

「今日は仕事の後に好きな人と食事に行くんだ～楽しみ！」とニコニコしてる女性を見たら、何が何でも残業させて楽しみにしてるイベントから遠ざけます。

いつも予定がある時に限って残業を押し付けてくる上司がいたら、あなたに嫉妬してるのかも。

「お前だけ楽しい思いをするなんて許さないからな！」と感じて嫌がらせをするのでしょう。

それに、彼はあなたの幸せを阻止するためなら、どんな手段を使っても構わないと思っています。

だから、いちゃもんレベルの内容であなたを会社に引き止めて、楽しみにしてる食事に行けないよう仕向けます。

大人気ない態度で接してくるのが嫉妬する男性の特徴です。

「今どこで誰と一緒？」「いま何してる？」と連絡がくる

付き合ってない女の子を妬む男性は、やたらとプライベートに干渉してきます。

代表的な行為が、「今どこにいる？」「いま何してる？」と連絡がくること。

この質問をするのは、「離れている時に自分以外の男性と仲良くしてたらどうしよう…」と感じるから。

いつも見張ってないと不安に耐えられないのでしょう。

仮に正式に交際している恋人でも、プライベートに踏み込まれると不快感を感じるもの。

多くの女性は「なんでそんなことあなたに報告しないといけないの？でも付き合ってるんだから心配かけないようにしないとね…」と我慢して、今いる場所を彼氏に報告します。

恋人同士でも干渉されるといい気がしないのに、付き合ってない相手から「今なにしてる？誰と一緒？」と探られたら相当イラつきます。

過度にヤキモチを焼く男性は、無視されても何度も連絡してくるほどしつこいです。

「今どこ？」という類の連絡が何度もあったら、彼に強い嫉妬心がある証拠です。

常に行動を共にして離れたがらない

嫉妬心がある男性は、常に行動を共にしたがるのが特徴。

離れている間に何が起こるかが心配で仕方ないので、時間の許す限り一緒にいたがります。

例えば、終業時間が迫ってきたので帰り支度を始めると「そろそろ帰る？じゃあ俺も一緒に出ようかな」駅に着くと「〇〇ちゃんの家のほうに用事あるから一緒の電車で帰ろう」としきりに後をついてきます。

または、「もう少し残業付き合ってよ」と帰る時間を遅らせて一緒にいようとすることも。

あの手この手を使って離れたがらない様子が見られたら、妬む心理があるサイン。

程度が軽ければ笑って流せますが、あまりにもしつこいとウンザリするでしょう。

こういった行動をする男性は、自分の思いばかりが先に立って、女性の迷惑を考える余裕がありません。

冷静な視点が残っていたら「あんまりしつこくしても迷惑だろう…」と思えるので、こちらが拒否したら引き下がります。

でも、妬む心理が増大して離れたくない思いが強まると、相手の気持ちを気遣う余裕がなくなります。

その結果、迷惑してるサインを見せても、それに気付けずいつまでもしつこい行為を繰り返します。

何度も断っているのにめげずに近付いてくるのは嫉妬心が抑えられないからです。

今後の予定や交流してる人間関係を把握したがる

付き合ってないのにヤキモチを焼く男性は、今後の予定や交流してる人間関係に関心を示すのが特徴です。

たとえば「今週末の予定は？」と堂々と質問します。

「週末の予定を聞かれたから、何かに誘われるのかと思って答えたのに、何も誘われない…」こんな流れだった場合には、あなたのスケジュールを把握するための行動です。

彼は、今後どんな予定が入っているか気になって仕方ないのでしょう。

逐一チェックして把握しないと気が済まないのは、別の男性にとられるのが怖いのか、全部を知りたいタイプなのか…色々な理由が考えられますが、嫉妬心が元になっているのは間違いありません。

また、スケジュール以外に、人間関係も気にします。

予定があると答えると、誰と遊びに行くかまで聞いてきて、交友関係を把握したがります。

ここで、自分が知らない人と交流していることを知ると異常に不機嫌になるのがヤキモチ焼きな男性の特徴。

知ってる人なら「アイツはそんなにモテないから遊んでも大丈夫」と判断できるので我慢できますが、知らない人だと「どんな奴だ？俺よりもカッコいいのか？気になるし不安！」と気がかりになって機嫌が悪くなります。

酷いヤキモチ焼きだと、異性の人間関係はもちろん、同性の人間関係にも口出しするほど。

「あの子は男遊びが激しいんだろ？付き合うのやめとけよ」そんなお節介発言をします。

何でもかんでも知りたがる様子があったら、彼の中に嫉妬心があるのは間違いありません。

好きだからこそ付き合ってないのに嫉妬する男性心理

好きだから正式に交際したいけど行動できない理由がある

あなたが最も知りたいのは、「好意があっての行為なのか、好意が全くないのかどっち？」ですよね。

好意の有無で分けて、それぞれの男性心理を見ていきましょう。

好意がある心理の1つ目が、告白できない何らかの理由がある場合です。

彼が結婚していて既婚者だったら、好意があっても手を出せず、でも愛情があるのでヤキモチを焼きます。

本当なら堂々と告白して彼氏になりたいけど、残念ながらできません。

彼が恋人並みにヤキモチを焼くのは、恋人にしたいほどの本気度だからです。

特徴は、彼自身ももどかしさを感じていること。

「は～この子が大好きなのに俺には嫁も子供もいる…ちくしょー！」と行き場のない思いで苦しんでます。

そして、本気の想いがあるのでヤキモチが強くなるのが問題です。

徐々に冷静さがなくなってあなたに固執すると、ひどく嫉妬されて色々と不都合が生じるかもしれません。

既婚者や彼女持ち男性からしつこくされたら、早めに対処しましょう。

最も危ないのは、あなたも彼に好意を持っているケース。

ヤキモチを焼かれて喜びを感じている女性は、そのうちに一線を超えて不倫や三角関係になる可能性が高いです。

彼が本気であなたを好きでも、奥さんや彼女を捨てるとは限りません。

浮気相手にしかなれずに辛い思いをするのが嫌なら、ヤキモチを焼かれてもパートナーがいる男性とは深い仲になるのはやめましょう。

付き合いたいくらい好きだけど告白する勇気がない

付き合いたいくらい本気で好きでも告白する勇気がないと、ボーイフレンドになる前にヤキモチを焼きます。

彼女にしたいほどの愛情があるのに行動できないのがこのケースの特徴。

振られるのが怖い、慎重派の性格で告白するまでに長い時間がかかる、など何らかの理由で告白に踏み切れないことはよくあること。

多いのは、元々奥手ではっきりと好意を伝えられない恥ずかしがり屋の男子。

女性に話しかけるのが苦手なタイプなら、行動できないのは告白に慣れてないか、思い切りがつかないから。

経験値が低いため、告白までに時間がかかっているのです。

待っていたらそのうちに正式な交際申込みがありますが、相当長い時間がかかるかもしれません。

もうひとつは、本気すぎて告白できないケース。

この場合は、いつか彼の覚悟がついたら正々堂々と告白があります。

そこまでにかかる時間は千差万別。

彼の覚悟がついたら今日にでも告白されますが、何週間もかかる可能性があります。

このパターンに該当する場合は、どちらにしても本気の想いがあるので、両想いになりたいなら好意をアピールするのがおすすめです。

振られないと分かったら、彼が告白に踏み切りやすいです。

ただし、付き合ってないのに嫉妬してくるタイプと交際すると色々なデメリットもあります。

後で紹介する「嫉妬する男性のタイプ」を見て彼と深い仲になるか決めましょう。

気になる女子が他の男にとられそうで不安が消せない

本気で好きなケースには、気になる女の子が他の男にとられそうな不安が元になってヤキモチを焼く場合もあります。

多かれ少なかれすべての男性が抱えている心理で、誰かを好きになったら奪われるのが怖くてヤキモチを焼くもの。

意外と女性以上に嫉妬深い一面があるので、表には見せなくても男性は心の中で嫉妬の炎をメラメラ燃やしています。

特に正式に付き合う前は、最も緊張感が高まる時。

交際を開始したら、一応は「こいつは俺の物」という安心感を得られます。

正式に付き合えば簡単には他の男に奪われないので一安心です。

でも交際前はちょっと油断したら、すぐに好きな子が他の男の手に渡ります。

その不安が強まると彼氏じゃないのにヤキモチを焼くという行動につながりますが、不安が強まる理由は色々です。

他の男性と仲が良さそうなムードがあって今すぐにでも交際を開始しそう、相手男性がハイスペックで負けそう、お目当ての女子に冷たくされて振られそうな予感がある…など。

彼が不安になる原因があったら、心配する余り嫉妬心が芽生えたのでしょう。

彼女と両想いだから恋人同然の関係だと思っている

付き合ってないのに嫉妬する男性の一部は、2人は両想いだと思い込んでいます。

「正式には交際してないけど、俺たちは恋人同然の関係だよな！」が彼の本音。

両想いだから嫉妬するのが当然だし、その権利が俺にはある！と思っています。

男性特有の心理なので理解しにくいと思いますが、楽観的な人は少し脈ありな雰囲気があるとすぐに両想いの予感を持ちます。

その傾向が強いと、あなたには全くその気がなくても彼は両想いだと信じています。

疑問に感じるほど堂々と嫉妬してきて違和感があったら、彼が勘違いしてる可能性大。

あなたが不快に思わなければ問題ありませんが、勝手に両想いだと思われると困る人もいますよね。

相思相愛だと勘違いされるのが嫌な人は、きちんと意志表示することが大切です。

勘違いするタイプは自分で間違いに気付くことが滅多にないので、言葉で伝えない限り誤解されたままの状態が続きます。

最後に紹介する方法で、迷惑してることを伝えましょう。

接点を増やせば好きになってもらえると見込んでの行動

彼氏じゃないのにやたらと一緒にいたがるのは、彼の作戦かもしれません。

あなたは「しつこくまとわりついてくるのは、彼がヤキモチを焼いてるから」と思っても、実は彼にとってはアプローチの一環。

彼は何とかしてあなたと仲良くなりたいと思い、必死になって接点を増やしています。

一緒にいる時間を増やしたり、SNSでの接点が増えたら、それがきっかけでお目当ての子に好かれるチャンスがあるからです。

それに、時に不機嫌な態度を見せるのも好意のアピールの可能性があります。

駆け引きとして不機嫌な素振りを見せて、女性の気を引こうと考える男性もいるからです。

あなたがヤキモチだと感じた彼の行為は、すべてが両想いになるための作戦かもしれません。

突き放した後に彼女から近寄ってきて欲しい

彼が不機嫌になるのは、あなたに構ってもらうためです。

わざと冷たく突き放して愛情を試すのです。

ヤキモチを焼き過ぎて苦しくなった時にイラっとして冷たい態度をとりますが、心の奥底には「どうしたの？って聞いて欲しい」という心理が隠れています。

嫉妬して不機嫌になるのは、相手の愛がもっとたくさん欲しいから。

愛しているからこそのヤキモチです。

イライラして無視されると、どう対処していいか分からず困ると思いますが、彼と正式に交際したいなら、突き放されても彼を構ってあげるのが一番。

「ごめんね。もう他の人とは話さないから機嫌なおして」とかわいく言えば、彼が大喜びするはずです。

このように何度も構ってあげたら、彼が告白に踏み切れます。

付き合ってないし好きでもないのに嫉妬する男性心理

自分以外の人が幸せになるのが許せない

ここからは、好きでもないのに嫉妬する男性心理について説明します。

世の中には、自分以外の人が幸せになるのが許せない人が存在します。

恋愛感情とは別で、とにかく他人の幸せが妬ましいのです。

このタイプの人は、幸福とは程遠い生活で、何も楽しみがなく、人の不幸を探すことを生き甲斐にしてるほど。

幸せを感じる時間がゼロに近い上に、他人を妬む気持ちが強いので意識が不幸にフォーカスされてるのが特徴です。

そのため、近くに幸せになりそうな人がいると攻撃せずにはいられません。

自分はデートの予定なんて何年もないのに、カッコイイ恋人ができて浮かれてる人が「今夜はデートなんだ～」とウキウキしてたら嫉妬心がむくむくと湧いてきて嫌がらせをすることで頭がいっぱい。

デートの邪魔をするために、わざと残業を依頼したり、仕事でのミスを指摘して居残りを命じます。

友達関係の場合は、体調が悪いから助けて欲しいとデート直前に言ってきて、断ると激怒されて仕方なくデートをドタキャン…こんな流れです。

何かにつけてやたらと嫌がらせされてる場合は、彼が他人の幸せを素直に祝えない心理を抱えているのが原因です。

実は、この心理は、ほぼすべての人が持っている気持ちなので、誰もが嫌がらせをする可能性があります。

でも、通常は嫌がらせをするほどには嫉妬しません。

あの人だけ幸せなのズルいな…と思う程度です。

そんな普通の人が嫌がらせ行為に至るのは、自分が振られた直後など精神状態が悪い時。

失恋直後にデート前でウキウキしてる人を見ると、嫌がらせをしたくなるほどイライラするもの。

もしかしたら、彼もたまたま不幸続きで精神が病んでる時期だっただけの可能性もあります。

そのため、嫌がらせが一時的なものだったらそこまで心配する必要はありません。

問題なのは、長期間に渡って何度も嫌がらせをされる場合。

真剣に困るほどの被害を受けていたら、彼の怒りを鎮める対処が必要です。

最後に紹介する方法で嫌がらせをなくしましょう。

誰かに構って欲しい心理が人一倍強い

彼がやたらと嫉妬してくるのは、恋心ではなく構って欲しいだけの可能性もあります。

構って欲しいと思うくらいなので悪い感情はなく好意的な気持ちはありますが、恋愛感情とは少し違います。

恐らく彼自身もあなたへの嫉妬心が恋心なのか構って欲しいだけなのか気付いてないでしょう。

ただ、あなたを見て「この人なら僕の寂しさを埋めてくれそう」と彼が思っているのは確かです。

寂しがり屋で誰かに構って欲しい人は、相手をしてくれる人を嗅ぎ分けるセンサーが優れています。

優しくて人を放っておけない、暇つぶしが必要なほど時間的余裕がある、など自分を構ってくれそうな人を見つけると一気に関心を持って、そのうちに「僕の寂しさを埋めてくれるこの子を他の人に渡したくない」という嫉妬心が芽生えます。

そうすると、自分以外の人と関わらないでほしくなって、SNSチェックをして誰と関わっているか確認したり、できるかぎり一緒にいて他の男性との接触を少なくします。

愛情がないので、一方的に寂しさを埋めてもらうことを望むのが特徴です。

愛があれば相手の幸せのために行動しますが、構って欲しいだけの人は自分の得になることしかしません。

利用されるのが嫌な場合には、はっきりとお断りして「あなたを構う気はない」と意志表示することが大切です。

見下していた相手が予想外の幸せを手に入れてて悔しい

何かと嫉妬してくるのは、見下していたあなたが予想外に幸せになって、彼が悔しがってるからかもしれません。

「この子はさほどかわいくないから彼氏ができるはずない」と彼があなたを判定してたとします。

それなのに超カッコいい彼氏ができて、デート前にウキウキしてたら「ブスのくせに生意気！」とイラっとして嫌がらせします。

それに彼氏と話しているところを発見したら、「アイツらの幸せをぶち壊したい！」と感じて会話に割り込んできます。

これらは愛があっての嫉妬ではなく、あなたに負けた悔しさが元になっての嫉妬。

人は自分よりも上の人が幸せになるのは許せても、下だと感じてる人の幸福は祝えないもの。

美女がイケメンと結婚するのはゆるせても、お笑いタレントで非モテ女性がイケメンと結婚したら思わず嫉妬してしまいますよね。

彼も見下していたあなたが予想外に幸せになって悔しくて仕方ないのでしょう。

すべての女子のナンバーワンでありたい

「なんでアイツと話してるんだよ！」と彼氏でもないのに嫉妬してくるのは、彼がすべての女子のナンバーワンになりたいタイプのせいかもしれません。

常にチヤホヤされて王様でいたいモテ男は意外と嫉妬深かったりします。

多いのは中身が薄っぺらくて外見だけが優秀なタイプ。

内面も優秀なら自信満々で堂々としているので、くだらない嫉妬はしません。

でも見た目は良いのに中身が子供っぽいと、自分以外の男性のところに女の子が集まるのが許せません。

ワガママな性格のモテ男に嫉妬されたら、あなたが好きなのではなく、ハーレムの女の子がよそ見してるのが気に食わないだけ。

すべての女子を囲っておきたい心理です。

相手男性をライバル視している

やたらと嫉妬してくるのは、あなたへの好意があるからではなく、相手男性をライバル視してるという理由の可能性もあります。

A君と一緒に話してる時にB君が割り込んできたら、A君に嫌がらせをするための行動かも。

それに、B君がSNSでやたらと絡んでくるのも、A君に「俺のほうがモテるからな！」とマウントをとるため。

あなたがA君と話してると不機嫌になるのは、A君に負けた気がして悔しいからです。

ライバル視してる友達がいると、女の子と仲が良い素振りを見せて相手を威嚇するのが男性です。

あなたはそのために利用されただけかもしれません。

もしそうなら恋心は皆無です。

嫉妬してくる彼が他の女の子にも同じ態度をとってないか確認しましょう。

あなただけに見せる行動でなかったら、他の男性をライバル視してる可能性が高いです。

付き合ってない女性に嫉妬する心理が強い男性のタイプ

独占欲や支配欲が強い

ここからは、付き合ってない女性に嫉妬する男性のタイプを紹介します。

彼が恋人ではないあなたにつきまとうのは、元々持っている気質が関係しているかもしれません。

もしそうなら、交際を始めた後に様々な問題が発生するリスクがあります。

そのため、嫉妬されて嬉しくなってる女性は、これから紹介する「悪い特性」を彼が持っていないか確認してください。

そして、嫉妬しやすい気質の持ち主だった場合には、よく考えてから交際するか決めましょう。

女友達に嫉妬するタイプの1つ目は、独占欲や支配欲が人並み外れて強い男性。

誰かを自分だけのものにしておきたい心理が強いと交際を開始した後は今以上に大変です。

今すでにどこにいるかを質問されてるなら、正式なパートナーになった後にはGPSで居場所をチェックされる恐れがあります。

支配欲が強い男性は、すべて言いなりにならないとすぐに不機嫌になるので、パートナーになったら反論できない関係になるかもしれません。

普通以上の独占欲や支配欲を持っている人と恋愛関係になると苦労することが多いです。

特に自由を好むタイプの女性は相性が悪いです。

今以上に嫉妬されても耐えられるか考えてから、彼と付き合うか決めましょう。

自分に自信がない

嫉妬する男性は自分に自信がないことがほとんど。

自信があったら女々しい真似をせずに済むからです。

自信がない人と付き合うと、「あ～なんでこんなに女々しいんだろう…もっと男らしくどんと構えててよ！」とイラつくことが多いです。

それに自信がないのでいつまで待っても告白してくれず、こちらから言わないと交際できないかも。

その後に結婚したくなってもプロポーズしてもらえないリスクもあります。

嫉妬するほど自信がないのは考えものです。

彼は、この先に成長して自信をつけることができそうですか？

ずっと女々しい態度をとられると愛し続けるのは難しいです。

正式に付き合う前に、彼の自信のなさがあなたの許容範囲内か確かめてくださいね。

好きになると彼女しか見えなくなる

付き合ってないのに嫉妬する男性は、気になる女性ができると恋愛しか考えられない猪突猛進タイプ。

一気に相手に夢中になって突き進むので、正式なパートナー関係じゃないのに気持ちが抑えられないのです。

特徴は、感情のコントロールが苦手なこと。

そんな人を恋人にすると、彼の機嫌に振り回されるかもしれません。

それに、一気に燃え上がる人は冷めるのが早いです。

今はあなたに夢中で嫉妬してても、ある時に急に熱が冷めて捨てられる恐れがあります。

少しだけ嫉妬するなら問題視する必要はありませんが、冷静に考えた時に「ちょっとやり過ぎだよね」と思ったら感情的すぎる証拠です。

正式に交際するのは、振り回されたりいつか急に飽きられる危険があっても彼が好きだと思える人だけにしましょう。

嫉妬することでしか気持ちを伝えられない

交際前に嫉妬に狂うタイプは、素直に愛情表現できない傾向があります。

嫉妬もしつつ「愛してるよ」と言ってくれるなら良いのですが、嫉妬でしか愛情が伝えられないタイプもいます。

彼が後者だったら、正式な恋人になっても不機嫌になったりつきまとうことでしか愛情を伝えません。

彼なりの愛情表現ではあるものの、あなたはそんな状況で幸せを感じられますか？

ほとんどの女性は嫉妬だけの愛情表現では満足できません。

きちんと「好きだよ」と言ってくれる人か確認してから交際を決めてくださいね。

ストーカー気質

しつこくつきまとうタイプは、ストーカー気質なのが大問題です。

今すでに24時間監視したがる様子があったら、交際中はもっと束縛されて、別れた後はストーカーされるリスクが高いです。

彼がねちっこいタイプの場合は、今だけでなく先々のことまで考えるべき。

恋愛はほとんどが最後に別れます。

結婚できても離婚する可能性があるほどなので、一生仲良しでいられるカップルはごくわずかです。

ストーカーされなければ破局した後まで考えなくても良いのですが、付き合ってないのに嫉妬してくる男性は後々にトラブルが起こる危険が高いのでよく考えてから交際するか決めましょう。

あまりにもしつこい男性の場合は、好きだと思っても他の人と恋愛することをおすすめします。

付き合ってないのに嫉妬する男性への対処法

どうでもいい相手なら無視するか適当に聞き流す

付き合ってないのに嫉妬する男性に悩んでいるなら、彼の行動を変える作用のある対応をしましょう。

彼がどうでもいい相手で仲が悪くなってもいいなら、会話に割り込んできたり、週末のスケジュールを聞かれても無視するか適当に聞き流せばOKです。

下手に刺激すると余計に嫉妬がひどくなる恐れがあるので、会話に割り込んできても気付かないフリをしてお目当ての男性との会話を優先させます。

または「今〇〇の話してるから、後でね」と言います。

冷たい態度で対応されたら、そのうちに彼のちょっかいが収まるはず。

あまりにも失礼な態度はダメですが、特別に大切な人ではなかったら誤解させない対応をすべき。

中途半端に優しくすると期待させて彼の嫉妬が収まりません。

「私はあなたを好きでも何でもないよ」と感じさせれば彼の熱が冷めるでしょう。

ただ、嫌がらせとしてちょっかいを出してる場合は、冷たく返すと逆効果なこともあります。

そっけない態度をとって嫌がらせが悪化する場合は別の方法にしましょう。

褒めたりおだてたりして彼の欲求を満たす

嫉妬する男性をたくさん褒めたりおだてたりすると、行動が変わる時があります。

嫉妬する原因のいくつかは、自信のなさだったり、不安です。

その場合には、褒められて自信がつき不安がなくなれば、束縛行動が改善します。

イライラのはけ口や嫌がらせとしての行動だった時にも、褒められて気分が良くなったらそれ以上嫌なことをしてこないはず。

試しに「〇〇君は優しいところが素敵だね」「〇〇さんってすごくモテますよね？だってカッコいいもん！」と言ってみてください。

色々なパターンがあるので一概には言えませんが、褒める方法は相手を不機嫌にさせないのがメリットです。

褒めてみて行動が変われば万事OKだし、改善が見られなかったとしても大きなデメリットはありません。

職場関係の知り合いや親しい男友達など、関係を悪くしたくない場合には褒める方法が安全です。

早く彼と縁を切りたいなら嫌われることをする

今すぐに彼の行動を変えたい、彼と縁を切りたいほど困っている…そんな場合には、嫌われる行動をするのが一番です。

あの子とは関わりたくない…と思わせれば嫉妬されないからです。

髪型やファッションの路線を変えるだけで、男性からの見え方が変わるもの。

見た目を少し変えるだけで嫉妬が収まるかもしれません。

明らかに好かれてて迷惑してるなら、彼の好みと正反対の女になれば彼の気持ちが変わるはず。

幻滅するような態度や行動を見せれば、自然と彼が遠ざかって行くでしょう。

好きな人や彼氏にメロメロなところを見せる

なぜか恋愛対象にされて嫉妬されてるなら、彼氏にメロメロなところを見せるのが効果的。

嫌いな男性、既婚者や彼女持ちから好かれて嫉妬されてる場合に最適です。

それに両想いだと勘違いされてる時にも、他の人に夢中になってるところをアピールしましょう。

彼氏がいない場合には、大好きな人の話をすればOK。

「俺が嫉妬したところで彼女は別の男のもの…」と彼が諦めるきっかけを作るのがコツです。

だから、少しオーバーなくらいにのろけてください。

盛り上がってた彼の気持ちが落ち着けば、嫉妬に狂う行動に歯止めがかかるはずです。

占い師 高瀬ミミコのワンポイントアドバイス「付き合ってないのに嫉妬する男性心理は複雑！上手に対処しよう！」